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2014年02月27日

早稲田大、非常勤講師の組合が救済申し立て 団交めぐり

毎日新聞(2014年02月26日)

 首都圏大学非常勤講師組合(松村比奈子委員長)は26日、早稲田大学(鎌田薫総長)との非常勤講師の雇い止めを巡る団体交渉で不当労働行為があったとして、東京都労働委員会に救済を申し立てたと発表した。

 同組合は、2009年4月から契約更新を重ねていた非常勤講師が、14年3月で5年を迎えることから退職に合意するよう求められたことについて、大学側と団体交渉を行ってきた。組合員である非常勤講師の名前を明らかにすることを拒否したところ、大学側が団体交渉に応じなくなったといい、交渉開催と雇い止め凍結を求めている。

 早稲田大学広報室は「粛々と対応する」としている。【東海林智】


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