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2014年02月28日

島根大学職員組合、労働委員会へ「あっせん」申請 「職員給与規程等改正」問題

島根大学職員組合
 ∟●くみあいニュース(2014年2月26日)

「職員給与規程等改正(55 歳超昇給停止)」問題
島根労働委員会への「あっせん」申請が
受理されました!


かねてより懸案であった「職員給与規程等改正(55 歳超昇給停止)」問題ですが、後述するように、労働契約法にもとづく職員組合からの再三の要求にもかかわらず、大学当局からは就業規則の変更に必要な「合理的」な説明がなされなかったばかりか、当事者である使用者代表の学長が説明責任を果たさないという事態にいたり、島根大学職員組合は、2014年2月25日、島根労働委員会に対し、労働争議に関する、「あっせん」を申請し、受理されました。今後は、島根労働委員会の場で今回の大学側の対応の是非が議論されることとなります。

組合の主張

 大学当局は 2013年12月26日の職員組合との団体交渉において、今回の給与規程の改正が、労働契約法に定める「不利益変更」にあたることを認めたにもかかわらず、一方的に、給与規程の改正を2014年1月より行った。これは、法に定める「合意の原則」に反するとともに、使用者の責任である「合理的な説明を怠る」という重大な手続き上の瑕疵である。全学説明会において塩飽理事は、給与規程の改正を撤回する意志はなく、ただ職員に理解を求めただけであるが、真摯な交渉なくしては職員の理解も、今後の打開策も生まれようはずがない。組合としては、学長による「合理的な説明」を求めるとともに、緩和・代替措置等の検討を含め、大学側と前向きな交渉を行っていきたい。

…以下,省略……

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