研究者の地位と権利を守るための全国的ネットワークをつくろう!

2014年03月20日

元理事の実刑確定へ 神奈川歯大の投資損失事件

産経新聞(2014.3.19)

 最高裁第2小法廷(山本庸幸裁判長)は、学校法人神奈川歯科大から投資名目で2億5千万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた元理事、清水利朗被告(75)の上告を棄却する決定をした。懲役2年8月の実刑とした1、2審判決が確定する。17日付。

 1、2審判決によると、清水被告は平成20年、元投資顧問の男らと共謀し、大学側が出資していた10億円が運用の失敗で損失となった事情を隠し「追加出資すれば取り戻せる」などとして2億5千万円をだまし取った。

 1審横浜地裁は「自己保身のための犯行で被害も多額だ」と実刑判決を言い渡し、2審東京高裁も支持した。


|