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2014年04月09日

4.20 シンポジウム、「いま、大学の自治を問う」へのご参加を!

京大職員組合
 ∟●京大職組「職員組合ニュース4-7発行

4.20 シンポジウム
「いま、大学の自治を問う」
へのご参加を!

〇“大学は沈没直前のタイタニック号、なのに大学関係者は船内でダンスに励んでいる” !?
 現中教審会長、現京大総長選考会議議長安西祐一郎氏の発言です(2012 年 12 月 22 日読売新聞インタビュー)。発言は京都大学教授山中伸弥氏のノーベル賞受賞式(同年 12 月 10 日)の約 2 週間後。ノーベル賞受賞者輩出の大学を沈没直前のタイタニックに例えて大学教員等は船内でダンスを踊っているなどとは信じられない認識です。大学教職員への侮蔑です。

〇“総長は総長選考会議だけで選ぶ。教職員の投票はいらない”
(学外委員案)
 3 月 18 日の教育研究評議会で総長選考会議学内委員の方が報告し明らかにした総長選出にかかる学外委員案です(職員組合ニュース 2014 年 3 月 19 日付け号外)。「総長選考新方式を決定」との読売報道が事実でないことも報告されました。学外委員案は独裁案と言えるものです。

〇組合の運動と学内外の世論を結集して大学の自治を発展させよう
 4.20 シンポジウムへの協賛団体も日々増えています。京都府公立大学法人労働組合(府立大学、府立医科大学)、高等教育研究会、左京地区労働組合協議会、全大教近畿地区協議会、京都総評、日本科学者会議京都支部等々。4.20 シンポジウムへの多くのみなさんの参加で成功させ、大学自治・自由の学風を守り発展させる良識を大きく示しましょう。

4.20シンポジウム 「いま、大学の自治を問う」
ー京大での総長選挙廃止の動きと大学「改革」ー

日 時:2014年4月20日(日) 13:00?15:30
会 場:京都大学 法経本館 法経第7番教室

プログラム:
    司 会:池田 豊 (ねっとわーく京都)

    開会挨拶:「京大総長選挙をめぐる局面と私たちのとりくみ」
         高山佳奈子
          (京大職組副委員長/京都大学法学研究科 教授)
         
    報告(1) :中教審大学分科会「大学のガバナンス改革の推進について(審議まとめ)」
         (2014.2.12)をめぐって
         報告者:西牟田 祐二
          (京大職組委員長/京都大学経済学研究科 教授)

    報告(2) :経済同友会提言「私立大学におけるガバナンス改革」(2012.3.26)をめぐって
         報告者:鈴木 眞澄
          (日本私大教連 副委員長/京滋私大教連 副委員長/龍谷大学法学部教授)

    報告(3) :国立大学における安倍内閣大学改革の特徴と全大教のとりくみについて
         報告者:中嶋 哲彦
          (全大教 委員長/名古屋大学教育発達科学研究科 教授)

    パネルディスカッション
     パネリスト:中嶋 哲彦/鈴木 眞澄/西牟田 祐二

    閉会挨拶:石倉 康次(京滋私大教連 委員長/立命館大学産業社会学部 教授)

主 催:京都大学職員組合/京滋地区私立大学教職員組合連合 
後 援:全国大学高専教職員組合/日本私立大学教職員組合連合
協 賛:高等教育研究会/日本科学者会議 京都支部/京都総評/左京地区労/全大教近畿/
    京都府公立大学法人労働組合


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