研究者の地位と権利を守るための全国的ネットワークをつくろう!

2014年04月21日

慈恵医大内科医、他人の論文使い補助金を申請か

読売新聞(2014年04月20日)

 東京慈恵医大の男性内科医が2013年、国に科学研究費補助金(科研費)の申請をした際、他人の論文を自らの研究実績のように装った疑いがあることが20日わかった。

 大学は学内に調査委員会を設け、内科医の聞き取りなどを進めている。科研費を担当する文部科学省によると、申請はすでに不採択になり、大学に通知されたという。

 大学や文科省によると、内科医は数百万円の科研費を申請していた。不正の疑いが見つかったのは、申請書のうち、自分が過去に執筆したものとして記していた一部の論文。論文著者の名前を英語のイニシャルで示していたが、内科医と同じイニシャルになる他の研究者が含まれていたという。

[同ニュース]
■慈恵医大の内科医、科研費不正申請か 研究業績を粉飾?
http://www.asahi.com/articles/ASG4M54P4G4MULBJ004.html

|