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2014年06月06日

入学金、廃止します。 印西の東京基督教大 受験生の声反映

東京新聞(2014年6月5日)

 東京基督教大学(印西市)は三日、二〇一五年度から入学金を廃止すると発表した。初年度の学費負担が大きいという受験生の声を反映した。同大によると、首都圏では嘉悦大学(東京・小平市)が入学金を廃止しているが、全国的に珍しいという。
 廃止するのは、入学金二十六万円と入寮費十一万円の計三十七万円。初年度の授業料など必要な学費は九十五万円になる。
 ただ、新入生は授業料や施設費が値上げされるため、卒業までの四年間に必要な学費はほぼ同じになる。
 広報担当者は「初年度の学費が高いため、受験を諦めた人もいる。海外の大学では入学金そのものがないため、グローバル化への対応の一つ」と話している。
 同大は全寮制で、神学部(定員百六十人)のみの単科大学。学生は全員クリスチャンで、四人に一人が留学生という。受験の筆記試験には聖書の科目がある。 (三輪喜人)

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