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2014年07月01日

東京高等教育研究所公開シンポジウム、「グローバル競争の敗退に向かう日本の大学-大学解体に走る政府の政策を批判する-」

東京私大教連
 ∟●東京高等教育研究所公開シンポジウム、「グローバル競争の敗退に向かう日本の大学-大学解体に走る政府の政策を批判する-」

東京高等教育研究所 公開シンポジウム
「グローバル競争の敗退に向かう日本の大学-大学解体に走る政府の政策を批判する-」


今、教授会の自治を圧殺する学校教育法「改正」案が国会に提出されている。この間の「大学改革」の集大成ともいえる攻撃である。しかし攻撃のねらいは単に大学を政府や財界の言いなりにすることで終わるのではない。むしろこれからが本格的な「改革」である。それは大学を財界のめざす「イノベーション」の推進組織として全面的に動員することをねらっている。
それは政府の意図のとおり成功するかという点ではきわめて疑わしい。これまでの「改革」によって大学は少しでも良くなったのだろうか。「改革」に追われ教職員の業務はますます増えるばかりで、学生はアルバイトに追われ学修をする余裕すらない。いわゆる「改革疲れ」を政府の政策でも認めざるを得ないのが現状である。国際競争力を高めるといいながら、日本の大学を世界水準からますます遠ざけるものとなっている
こうした日本の大学政策は世界の動向と真っ向から対立することをはっきりとらえなければならない。また日本の国民と社会の期待するところとは全く異質である。このシンポジウムでは現在進行している政府と財界の大学政策が世界の中でいかに異質なものとなっているかを明らかにし、大学関係者が国民とともに進むべき真の大学改革の課題を考えたい。

日 時 7月12日(土) 受付 13:30 開会 14:00 閉会18:00

会 場 明治大学リバティタワー 12階 1125 教室

報 告(仮題)

報告1 大学政策の現段階―教授会自治の封じ込めとイノベーション政策―
蔵原 清人 事務局長 (工学院大学)
報告2 経営大学院にみる大学政策の世界的動向と日本
山口 不二夫 第4部会責任者 (明治大学)
報告3 政府予算と私立大学補助金政策の変遷
山賀 徹 第4部会研究員 (東京私大教連書記次長)
主 催 東京高等教育研究所 ○ 参加費無料
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 2-5-23 第1桂城ビル 3F 東京私大教連内
TEL 03-3208-8071 FAX 03-3208-0430 / Email:kakizaki@tfpu.or.jp (事務局直通)

*FAX:参加申込用紙(記名欄)は、「裏面」にあります。 ご利用ください。

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