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2014年07月03日

法科大学院定員が激減 学生離れ、ピーク時の半分に

時事通信(2014/07/02)

 文部科学省は2日、来春の法科大学院の入学定員総数が今年より634人少ない3175人になる予定との調査結果を公表した。学生の法科大学院離れが止まらない状況で、来春は鹿児島大や白鴎大(栃木)など13校が募集を停止。定員はピーク時の5825人から約45%減となった。
 文科省によると、今年の入学者は2272人で約9割の学校が定員を下回った。44校は充足率50%以下で、来春も定員割れが相次ぐ見通し。合格率が低い24校は学生数がピーク時の1割に激減した。
 各校が学生の質確保のため合格者を絞ったことや、卒業しなくても受験資格が得られる「予備試験」の志願者が増えたことが要因とみられる。
 法科大学院は当初74校あったが、募集停止が相次ぎ、来年度学生を募集するのは54校。全校がピーク時より定員を減らしており、来年度はさらに20校が減員する。

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