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2014年09月04日

中央大学、50代教授を懲戒解雇 女子学生へのセクハラ

毎日新聞(2014年09月03日)

 中央大学は3日、50代の男性教授が教え子の女子学生にセクハラしたとして、懲戒解雇したと発表した。処分は7月29日付。被害を受けた学生の保護を理由に教授の所属や名前を公表していない。

 同大によると、今年1月、学内のハラスメント防止啓発支援室に女子学生本人から相談があった。調査の結果、2012年9月下旬から13年7月末ごろまでの約1年間、男性教授が女子学生に対し、性的な言動を繰り返していたと認定した。

 教授は調査に対し、性的な言動をしたことを認めたが、処分に対して異議を申し立てた。教授が所属する学部の教授会が8月に審査し、処分を変更しないことを決めた。

 同大の福原紀彦学長は「被害を受けた学生におわびします。学内啓発を徹底し、再発防止に取り組みます」とのコメントを発表した。


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