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2014年10月07日

元朝日記者脅迫で学者らが励ます会「言論、学問の自由守れ」

産経新聞(2014/10/06)

 従軍慰安婦報道に関わった元朝日新聞記者が非常勤講師を務める北星学園大(札幌市厚別区)に脅迫文が届いた問題で、大学と元記者を励ます市民団体「負けるな北星学園!の会」が6日、発足した。呼び掛け人らが東京都内と札幌市内で記者会見し、「言論、学問の自由を守らないといけない」と訴えた。

 呼び掛け人は、法政大の山口二郎教授ら43人。賛同者は5日現在で401人となった。山口氏は「朝日新聞の慰安婦問題報道や、これに対する批判にはそれぞれ意見があるだろうが、元記者を首にせよといった不当な脅迫、圧力から大学の自治を守れるよう支援するのが狙いだ」と述べた。

 元記者は平成24年4月に北星学園大非常勤講師に就任。大学には今年3月中旬から元記者に関する抗議メールやファクスが多数届いたほか、5月と7月には「辞めさせないと学生を痛めつける」などと書かれた脅迫文と虫ピンが送りつけられた。

[関連ニュース]
「負けるな北星!の会」、記者会見-共同通信(2014/10/06)

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