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2014年10月18日

自治・学問の自由と講師の雇用を守って 北星大OB、大学に要望

道新(10/16)

 従軍慰安婦問題の報道に関わった朝日新聞元記者が非常勤講師を務める北星学園大(札幌市厚別区)に講師の解雇を要求する脅迫文が届いた事件で、同大の卒業生有志でつくる会が15日、大学に対し自治を守るよう求める要請書と卒業生102人分の署名を提出した。

 要請書は同大の大山綱夫理事長と田村信一学長宛てで、脅迫文について「卑劣な脅かし」と批判。「大学の自治と学問の自由、講師の雇用を守ることを願う」としている。

 要請書を提出した「北星学園大学の自治と学問の自由を守ることを求める同窓生有志の会」は、札幌地区労連の木村俊二事務局長ら卒業生4人が中心となり、今月1日に設立した。木村さんは「母校として特別な思いがある」と話す。今後も同窓会などで署名活動を行うとしている。


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