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2014年10月20日

「京都大学による一方的賃下げ無効・未払い賃金請求裁判」第6回口頭弁論 傍聴報告

神戸大学職員組合
 ∟●月刊しょききょく,10月号

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「京都大学による一方的賃下げ無効・未払い賃金請求裁判」第6回口頭弁論 傍聴報告

書記次長 大倉直起

 9 月 3 日 10 時から、京都地方裁判所 208 号法廷で行われた賃金請求訴訟の第 6 回口頭弁論の傍聴行動に参加してきました。傍聴席は各地からの応援で48 名の定員が満席となりました。
 この日は本来、次回からの事務的な手続きのみで終わる予定でしたが、急遽被告側から予定に無かった現財務部長からの意見書が提出されたことから、これに対して「明らかに陳述書であるのに、これでは反対尋問が出来ないではないか。」と原告側から異議申し立てを行いました。裁判長は「それなりに扱う」との素人には良く分からない回答で、次回予定通り証人調べが行われることになりました。
 口頭弁論後の報告集会では、今後この「それなりに扱う」ことについて引き続き注視していくこと、京都大学では財政的に余裕があったことは明らかだが、賃下げ期間中に不適切な支出がなかったか確認していくことも報告されました。
 裁判も次回からは証人調べが始まります。証人は原告側から高山原告団長、西牟田委員長、石田書記次長(当時、書記長)の3名、法人側から当時の人事課長、人事課長補佐の2名)です。京都地裁で一番大きい101 号法廷(91 名定員)で行われます。
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