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2014年10月25日

大学入試、32年度から新テスト導入案

NHK(2014年10月24日)

大学入試の在り方を検討してきた文部科学省の中教審=中央教育審議会の部会は、現在の大学入試センター試験に代えて、「大学入学希望者学力評価テスト」という新たなテストを平成32年度から実施する案をまとめました。

これは24日開かれた中教審の部会で示されました。
現在の大学入試センター試験に代えて、「大学入学希望者学力評価テスト」という新たなテストを導入し、知識の活用力をみるために複数の教科にまたがる問題を出題するほか、英語については『聞く・話す・読む・書く』の4つの技能をはかるため外部試験を活用するとしています。
結果は1点刻みではなく段階別に示すとしています。
また、各大学に対しては、筆記試験だけでなく小論文や面接などで評価し多様な学生を確保するよう求めています。
さらに、高校在学中に学習の到達度をはかるため「高等学校基礎学力テスト」という新たなテストを設け、希望者が高校2年生と3年生で年に2回、受験する案が示されました。
「国語総合」や「物理基礎」など6教科から選択することができ、進学や就職の際の学力証明として活用できるなどとしています。
大学入試センター試験に代わる新たなテストは平成32年度から、高校在学中のテストは平成31年度から実施するとしていて、中教審はこの案を年内にも答申する方針です。


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