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2014年12月04日

神大アカハラ訴訟が和解 元准教授に解決金 大阪高裁

神戸新聞(2014/12/3)

 神戸大大学院医学研究科の准教授だった男性(59)が、教授(当時)から不当に退職を迫られたとして損害賠償を求めた訴訟の控訴審は、大学と教授が計125万円の解決金を支払うことなどを内容とする和解が3日までに、大阪高裁(小松一雄裁判長)で成立した。

 和解は11月7日付。解決金のほか、大学が「遺憾の意」を表し、ハラスメントの再発防止に努めることなどが含まれる。一審神戸地裁判決は、退職勧奨に応じないことへの嫌がらせとして診療や研究の制限があったと認め、計275万円の支払いを命令。大学と教授が控訴していた。

 一審判決によると、男性は2007年に准教授に着任し、08年以降、教授に退職を強要された。断ると組織再編に合わせて配置異動させられるなどし、10年に解任された。

[同ニュース]
■神戸大アカハラ訴訟が和解 元准教授に解決金支払い(朝日新聞201412/3)
http://www.asahi.com/articles/ASGD335CKGD3PTIL004.html

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