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2015年06月28日

大分大、学長選「投票」を廃止 北野正剛氏再任

朝日新聞(2015年6月27日)

 大分大学は25日、次期学長に北野正剛学長(65)の再任を決め、発表した。学長選考の際に教職員が投票する「意向調査」を廃止し、教授らで作る選考会議が次期学長を選出した。同大によると、意向調査をせずに学長を決めた国立大は九州で初めてという。

 大分大はこれまで教職員約650人が学長候補に投票し、選考会議が投票結果を踏まえ選んできた。今回は投票がなく、学部長らによる教育研究評議会などが北野氏ら2人を推薦。選考会議がそれぞれのプレゼンを聞いたり、面接したりして北野氏を選んだ。

 学長の権限を強める改正学校教育法が昨年成立したのをうけ、大分大は4月に学長選考の規定を改正した。北野氏は2011年に学長に就き、次の任期は今年10月から4年。


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