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2015年07月02日

給付型奨学金を来年募集 県外進学者を支援 県議会一般質問 

琉球新報WEBニュース(2015年7月1日)

 県議会6月定例会は1日午前、一般質問3日目の質疑が始まった。県外大学へ進学する県出身学生を対象に生活費などを支援する「給付型奨学金」について、翁長雄志知事は「来年から給付型も入れようと思う。現状に合わせてやっていきたい」と述べ、来年度から新たに導入する考えを示した。県教育庁教育支援課は2016年度に募集を開始し、17年度の大学入学者から支給できるよう調整を進めている。 米軍キャンプ瑞慶覧の西普天間住宅地区跡地で進む国際医療拠点構想で、沖縄自動車道の北中城インターチェンジ(IC)から西普天間に直結するアクセス道路を導入する提案に関し、謝花喜一郎企画部長は「想定していなかった絵だが、関係部局と意見を重ねる必要があると思う」と県の担当部局で議論する考えを示した。
 さらに、末吉幸満土木建築部長は「県道宜野湾北中城線と北中城ICを直結させることでアクセス向上が図れる。しかし、密集市街地を通り、普天間高校も通る。普天間地区のまちづくりを勘案しながら対応していきたい」と述べ、利点と課題を踏まえて検討する方針を説明した。以上、呉屋宏氏(無所属)への答弁。

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