2015年07月09日
「学長にどなられPTSD」浜松医大教授が提訴
浜松医科大学(浜松市東区半田山)の50歳代の男性教授が7日、中村達学長と大学を相手取り、慰謝料など計550万円を求める訴訟を静岡地裁浜松支部に起こした。訴状などによると、男性教授は昨年4月、男性教授に割り当てられていた部下の研究者のポストや男性教授が担当する授業などを中村学長から男性教授の意に反して減らすように求められたという。また男性教授は中村学長から頻繁にどなりつけられるなどの被害を受け、昨年4月に心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断されたとしている。
浜松医科大学は読売新聞の取材に対し、「訴状が送達されていないのでコメントは控えたい」としている。