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2015年07月14日

酪農学園大学・干場信司学長、理事会の退任要求に反論 「納得できる理由ない」 

北海道新聞(07/14)

「納得できる理由ない」 酪農大学長、理事会の退任要求に反論

 酪農学園大(江別市)を運営する学校法人酪農学園(同・麻田信二理事長)の理事会が同大の干場(ほしば)信司学長に「学長として不適格」として退任を求めている問題で、干場学長が13日、道庁で記者会見し「納得できる理由がない」と反論した。

 干場学長によると、理事会は昨年10月に同大の運営規則を変更し、3期9年までだった理事長の再任制限を撤廃。今年2月には教職員による学長選考選挙も廃止した。これに 教授会 や干場学長が反対するなど、運営をめぐる対立があったという。

 干場学長は、理事会の方針に異を唱えたことから不適格と判断され、6月末に退任要求を受けたと指摘。「理事会の行為は専制的な運営につながり、反対は当然。退任の理由には当たらない」と述べた。

 同法人は14日に理事会を開き、干場学長の処遇を決める。これに対し、干場学長は会見で「結果と理由を聞いた上で、必要なら法的措置も含め検討する」と話した。干場学長は2013年4月から現職で、現在1期目。


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