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2015年07月16日

安保関連法案、公聴会で肯定発言の同志社大学長に批判声明

毎日新聞(2015年07月15日)

 同志社大(京都市上京区)の教授や准教授ら教員の有志51人が15日、衆院平和安全法制特別委員会の中央公聴会で安保関連法案に肯定的な発言をした村田晃嗣学長(政治学)に対し、「良心教育を基軸とした大学のイメージを大きく損なった。心から恥ずかしく思う」などと批判する声明を出した。

 呼びかけ人の板垣竜太教授(文化人類学)は「私たちには村田学長を選出した責任がある。学内にも法案反対の声があることを伝えたい」としている。同大には約800人の教員がいる。

 13日の中央公聴会で村田学長は、安保関連法案に対して憲法学者から違憲の指摘が相次いでいる点について、「安全保障の学会では多くの専門家が肯定的な回答をするのではないか」などと主張した。【川瀬慎一朗】


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