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2015年08月13日

弘大教員80人が安保法制反対を表明

東奥(2015年8月12日)

 弘前大学の教員有志は12日、安保関連法案の法制化に反対するアピール文を発表した。全5学部の教員12人が呼び掛け人となり、教員・元教員の計68人が賛同した。

弘大教授ら安保法案に反対表明

NHK(08月12日 19時02分)

参議院で審議が行われている安全保障関連法案について、弘前大学の教授などが「憲法9条に違反している」などとして、法案に反対する考えを表明しました。
弘前大学の教育学部や農学生命科学部の教授など5人は、12日、弘前市役所で記者会見し、参議院で審議が行われている安全保障関連法案に反対の立場を表明しました。この中で、人文学部の河合正雄講師は、「集団的自衛権の行使を可能にすることなどを盛り込んだ安全保障関連法案は、憲法9条に違反しており、撤回すべきだ」と訴えました。
その上で、「自衛隊の活動範囲や活動内容が変われば、日本に対する感情が悪化するおそれが否定できず、国内外で日本人がテロの標的になるといったリスクが増えることが懸念される」と述べました。
12日に会見した5人によりますと、安全保障関連法案への反対を弘前大学の教授などに呼びかけたところ、70人あまりから賛同が得られたということです。
安全保障関連法案をめぐっては、自民・公明両党と次世代の党などが賛成して、衆議院を通過したあと、現在、参議院で審議が行われています。


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