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2015年08月09日

「教員が退学強要」 常葉学園を提訴 元大学院生

■静岡新聞(2015年7月9日)

 常葉大大学院に2014年9月まで在籍していた静岡市の男性(25)が8日までに,複数の教職員から虚偽の事実によって自主退学を強要されたとして,大学院を運営する常葉学園に対して地位確認と慰謝料など550万円を請求する訴訟を静岡地裁に起こした。
 訴状によると,男性は12年4月に旧浜松大大学院(現・常葉大大学院)に入学し,運動部に所属。14年9月,父親と共に複数の教員から大学院に呼び出され「複数の部員から(学生)が部費を指摘に流用し,借金を強要するなどパワーハラスメントをしているとの訴えがあった」などと自主退学を迫られたという。男性はその場で「事実ではない」と否定したが,教員から「懲罰委員会で除籍処分になったら経歴に傷が付く」と脅され,自主退学せざるを得なかったと主張している。
 常葉学園法人本部は「訴状の内容と把握しているが,主張は法廷で行って行く」と話した。

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