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2015年09月10日

井上総長の研究不正疑惑の解消を要望する会、「井上東北大学前総長との名誉毀損裁判―最高裁は学術の良識に従って判断することを期待する」

井上総長の研究不正疑惑の解消を要望する会(フォーラム)

日本科学者会議機関誌『日本の科学者』に「井上東北大学前総長との名誉毀損裁判―最高裁は学術の良識に従って判断することを期待する」が掲載されます。以下のリンクからPDFファイルをご覧下さい。
 本年2月17日、仙台高等裁判所民事第1民事部(中西茂裁判長)は、日野秀逸本フォーラム代表ら4名と井上明久東北大学前総長との名誉毀損裁判で日野氏ら敗訴の判決を下しました。この判決を不当として日野氏らは本年6月22日に最高裁判所に上告手続きをとりました。この直後に、当事者4名を代表してフォーラム世話人の大村泉氏が、仙台地裁、高裁で争われた第一、二審の概要と、高裁判決を不服として上告を決断するに至った理由を、日本科学者会議の機関誌『日本の科学者』に寄稿したところ、同誌第50巻第10号(2015年9月10日発売)に掲載されることになりました。ところで、日野氏らは、上告に際し、「上告理由書」(10ページ)、および「上告受理申立理由書」(137ページ)を提出しました。前者では高裁判決が如何に憲法21条(表現の自由)に違反し、理由不備・審理不尽(民訴法312条、1項、6号)に陥っているかが解明されています。後者では高裁判決の不当性が、判決理由に逐一立ち入り論評されていますが、大村世話人の『日本の科学者』への寄稿は内容的にその核心部分を要約したものです。

この最新情報では、上記日野氏らの「上告理由書」と、大村世話人の寄稿を公表します。『日本の科学者』当該号の発売前にこの寄稿のPDFを公表するにあたっては、同誌編集委員会から特別のご配慮を頂戴しました。記して感謝の意を表します。

いずれも次の文書名をクリックして頂けるとダウンロードが可能です。

上告理由書.pdf

* 大村泉氏寄稿「井上東北大学前総長との名誉毀損裁判―最高裁は学術の良識に従って判断することを期待する」(日本科学者会議編『日本の科学者』第50巻第10号、42~45ページ、2015年9月10日発行)日本の科学者寄稿Vol50_No10.pdf


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