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2015年09月14日

安保関連法案に反対し行進

NHK(09月13日 19時37分)

国会で審議されている安全保障関連法案について、福岡市中心部の繁華街で、学生たちで作る若者のグループが法案に反対するデモ行進を行い、「違憲の法案は今すぐ廃案にすべきだ」などと訴えました。
デモ行進は、県内の大学生で作る若者のグループが企画し、インターネットを通じた呼びかけなどにより、中央区天神の警固公園には主催者の発表で500人余りが集まりました。
デモ行進に先だって、大学生がスピーチし、「戦争に加担する限り、そこに正義はありません。平和の最後のとりでを守るために今、何か行動しなければなりません」などと呼びかけました。
そして参加者たちは「戦争反対」などと書かれたプラカードを掲げて、「集団的自衛権は違憲」、「違憲の法案、今すぐ廃案」とラップ調のリズムで叫びながら、多くの人が行きかう天神周辺の通りをおよそ2キロ、デモ行進しました。
主催した若者グループの大学4年生の熊川果穂さんは、「安保法案に関しては私たち若者が一番、当事者になりうる立場なので、危機感があります。若い人がこの法案について考えるきっかけになってほしい」と話していました。

人文字:7000人で「NO WAR」安保法案反対 広島

毎日新聞 2015年09月13日

 参院で審議が続く安全保障関連法案に反対する市民団体が13日、広島市中区の公園で集会を開き、主催者発表で約7000人が「NO WAR NO ABE」の人文字をつくり、抗議の声を上げた。

 市民団体は「ストップ!戦争法ヒロシマ集会実行委員会」。被爆者や大学生、小さな子どもの家族連れなども参加し、「9条守れ」「戦争NO」などのプラカードを掲げて「私たちの思い国会に届け」と叫んだ。

 2児の母である広島市の内野知恵さん(29)は「子どもたちを戦地に行かせるわけにはいかない。過去から武力で平和はつくれないと学んだはずだ」と訴えた。(共同)


<安保法案>学生とママ、一緒に反対の声を 浦和でデモ行進

埼玉新聞(2015年9月13日)

「安保法案反対」を訴えながらデモ行進する学生や主婦ら=12日午後5時15分ごろ、さいたま市浦和
  参院で採決が迫る安全保障関連法案に反対の声を上げようと、県内の高校生・大学生の会「VIP埼玉」と「安保関連法案に反対するママの会・埼玉」が12日、さいたま市浦和区でデモ行進をした。参加者数は約360人(主催者発表)に上った。

 参加者は午後5時、JR浦和駅西口を出発。「戦争NO!」「9条守れ」などと書いたポスターを掲げ、「戦争法案今すぐやめろ」「日本の若者を犠牲にするな」と訴えながら県庁通りや旧中山道を約1時間にわたり練り歩いた。

 デモに参加した高校1年生の紀田真求さん(15)は「願っているだけでは何も変わらない。皆で一緒に声を上げて行動したかった」。新座市在住の大学2年生、芦野大地さん(20)は「デモをするうちに、無関心だった友達も共感してくれるようになった。声を上げることは無意味じゃない」と充実感をにじませた。

 さいたま市浦和区の主婦、田村里織さん(39)は長女果歩ちゃん(8)と共に参加。「安保法案に強く反対する気持ちがあり、一人でずっと考え続けていた。私たち親の世代で戦争を許したくない。デモに参加してやっと自分の気持ちを吐き出せて、すっきりした」という。果歩ちゃんも「戦争という言葉は怖い。戦争は絶対に駄目」と表情を引き締めた。


安保法案「絶対止める」 高崎で若者らデモ

東京新聞(2015年9月13日)

 安全保障関連法案が参議院で審議される中、法案の廃案を訴えるデモが十二日、高崎市のJR高崎駅周辺であり、学生ら若者を中心に約百人(主催者発表)が参加した。与党は今週半ばにも参院特別委員会で採決する構えだが、デモ参加者らは「絶対に止める」などと気勢を上げた。 (原田晋也)
 高崎駅前で集会があり、大学教授や女性団体の代表者らが演説。経済学が専門の山田博文・群馬大名誉教授は「戦争ほどの金食い虫はない。経済学の視点からも、この法案は通してはいけない」などと訴えた。
 学生も声を上げた。群馬大医学部五年の桑原蓮(れん)さん(23)は「法案が成立したら、医師として国民の健康を守って行くという目標が実現できるか不安に思い、参加した」と話す。県内では学生らが法案について議論する場が少なく、個人で参加したという。壇上でマイクを持ち、参加者の前で「一人の学生として反対の声を上げていきたい」と語った。
 集会に続き、参加者はプラカードを手に、駅前から群馬音楽センターまで行進。「戦争反対」「だって戦争行きたくないじゃん」などとシュプレヒコールを上げた。「飛び込み参加、自由です」と呼び掛けると、沿道から列に加わる人もいた。
 五歳の長男と行進した前橋市の看護師、高徳晴香さん(37)は「子どもたちのことを考えると、平和な世の中を残すのが親の仕事だと思い参加した」と語った。高崎市の家事手伝い、糸井澪(みお)さん(20)は「若者を含め、こんなに反対している人がいるぞってアピールできたと思う」と声を弾ませた。
 デモは若者を中心に県内有志で結成した「ピースアクションフロムグンマ(PAG)」が主催。実行委員の早水孝元さん(38)は「法案の危険性への認識が広まっていると手応えを感じているが、採決されようとしている。国民の声を聞いて議論すべきだ」と批判した。


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