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2015年09月23日

国立大学協会、AO・推薦の入学定員拡大 改革プランまとめる

SankeiBiz(2015.9.22)

 国立大学協会は書類や面接などで選考するアドミッション・オフィス(AO)入試や推薦入試、海外の大学の入学資格「国際バカロレア」取得者対象の入試の合格者を、入学定員の30%に拡大することなどを盛り込んだ改革プランをまとめた。

 来春の平成28年度入試では東大が推薦入試を導入、京大もセンター試験や面接による「特色入試」をするなど、AO・推薦入試を実施する国立大は増加しているが、募集定員は全体の約15%にとどまっている。

 文部科学省も大学入試改革を議論しているが、国立大の規模や環境はさまざまで、全ての大学が改革を推進するためには体制整備など課題は多そうだ。

 国立大学協会は、各国が高等教育への投資に力を入れている海外の状況、少子化や厳しい財政状況といった国内の事情を挙げ、抜本的な改革の必要があると指摘。改革プランへの取り組みを28~33年度に開始し、実行するとした。


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