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2015年09月28日

安保法廃止へ一丸 県内3大学有志が集会

岐阜新聞(2015年09月27日)

「若い力を支え、安保法の廃止と執行阻止を目指そう」と訴える岐阜大の近藤真教授=26日午後、岐阜市美江寺町、市民会館
 岐阜大、岐阜経済大、情報科学芸術大学院大(IAMAS)の有志が26日、3大学合同の安全保障関連法反対の集会を岐阜市美江寺町の市民会館で開き、法の廃止、執行阻止を訴えていく方針を確認した。

 各大学では8月に有志の会が発足しており、集会は法の成立後初めて開いた。関係者や市民団体のメンバーら36人が参加した。

 参加者のリレートークで、岐阜大の椎名貴彦准教授は「憲法解釈の変更で集団的自衛権の行使を限定的に認めるのは無理があり、違憲だ」と指摘。「可決されたが、反対の活動を終わらせてはいけない」と訴えた。

 同大の近藤真教授は「県内でも(これまで声を上げてこなかった)学生らが立ち上がっている。若い力を支え、活動の輪を広げていきたい」と話した。

 会ではこのほか、参加者を中心とした違憲訴訟の提訴が可能かどうかについても話し合った。


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