研究者の地位と権利を守るための全国的ネットワークをつくろう!

2015年11月22日

奨学金の改善求める、返済に苦しむ若者が全道集会

道新(2015/11/20)

 奨学金の返済に苦しむ若者を救おうと、奨学金制度の改善を求める全道集会が19日、札幌市中央区の「TKP札幌ビジネスセンター赤れんが前」で開かれた。

 連合北海道と北海道労働者福祉協議会が主催した。大学生が利用する奨学金は返済が必要な貸与型が多く、雇用情勢の悪化で卒業後の返済が滞り、訴訟を起こされるケースが増えている。

 パネルディスカッションでは、弁護士らが学費の高騰や家計の苦しさから学生が奨学金を利用せざるを得ない現状を報告した。北星学園大3年の大野慶(けい)さん(21)は「貧困を生み出す社会の仕組みを変えなければならない」と訴えた。会場では返済が不要な給付型奨学金の創設を国に求める署名集めも行われた。(久保田昌子)


|