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2015年12月10日

広島大学が職員制度変更へ

NHK(2月09日)

広島大学は大学全体で高い成果をあげるため、各研究科に所属していた教員を来年度から新たに創設する「学術院」という一つの組織に所属させ、大学の戦略に基づいて教員の配置ができるよう制度の変更を行う方針を決めました。
広島大学では、約1800人いる教員は11の研究科に分かれて所属し、各研究科ごとに授業の割り当てや研究を担う教員を決めています。
広島大学では8日、学長や研究科長などで作る評議会が開かれ、来年度からは新たに創設する「学術院」という一つの組織にすべての教員が所属するよう制度を変更する方針を決めました。
どの授業を誰が行うかなど、教育や研究を担う教員は大学の戦略に沿って決めるとしています。
広島大学は10年後に世界の大学の上位100校に入ることを目標に掲げていて、大学では目標を達成するための制度改革の一つだとしています。
広島大学の越智光夫学長は「限られた人材を最適に配置し、変革が迫られている大学の教育や研究の向上につなげていきたい」としています。

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