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2015年12月16日

大阪府・市立大統合の関連議案、今府議会で可決の見通し

朝日新聞(2015年12月14日)

 大阪府立大と大阪市立大の統合の議論を進める議案について、自民党大阪府議団は14日の総会で賛成する方針を決めた。継続審議を求めていた公明党府議団も賛成する方向で、22日に可決される見通しとなった。

 この議案については、11月の大阪ダブル選での大敗を受けて、自民党市議団が賛成に転じる方針を確認していた。杉本太平・府議団幹事長は記者団に「賛成の方向で公明党と話をしたい」と語った。松井一郎知事はそれぞれの運営法人と大学を統合する「1法人1大学」を目指すが、府議団は「1法人2大学」を念頭に議論したい考えという。

大阪府立大・市立大、統合準備案可決へ 大阪府議会自民が賛成

産経(2015.12.14)

 自民党大阪府議団は14日、府立大と大阪市立大の統合に向け準備を進める議案に賛成する方針を決めた。推進派の大阪維新の会と合わせれば可決に必要な過半数となり、今月22日の本会議最終日に可決される見込み。

 議案は府立大の運営目標に市立大との統合推進を加える内容。先に自民市議団が賛成の方針を固め、市議会でも可決する見通しとなっていた。

 両大学はいずれも約8千人の学生を抱える。府立大は理系、市立大は文系や医学系に定評がある。自民府議団は議案に反対する姿勢を示していたが、11月の知事・市長のダブル選で大阪維新が勝利した結果を受けて賛成に転じた。


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