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2015年12月22日

北海道教育大にオンブズマン 弁護士ら運営を監視

道新(12/20)

 道内の弁護士や大学教員有志ら6人が21日、北海道教育大の大学運営を監視し、改善の勧告や提言を行う市民団体「大学オンブズマン・北教大」を立ち上げる。全国市民オンブズマン連絡会議(名古屋)によると、一つの大学を対象にしたオンブズマン組織は全国的に珍しいという。

 メンバーは札幌弁護士会所属の佐藤博文弁護士や北大大学院の姉崎洋一特任教授、公認会計士、元道教大教員ら。21日に記者会見し、正式発表する。

 道教大では011年の学長選で学外委員や理事らによる選考会議が、教職員投票(意向投票)で次点だった現職学長(当時)の続投を決め、落選した教授らが取り消しを求めて提訴。裁判は敗訴が確定し、昨年10月に教職員投票が廃止された。今年5月に同大付属札幌小中学校教員の賃金未払いが発覚し、労働基準監督署から是正勧告を受けた。


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