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2015年12月22日

山梨大、女性教授を減給 助教にパワハラ 

毎日新聞(2015年12月22日)

 山梨大(島田真路学長)は21日、部下の女性助教に叱責を繰り返すなどのハラスメント(いやがらせ行為)をしたとして、大学院総合研究部医学域の50代の女性教授に減給(半日分)の懲戒処分を行ったと発表した。

 同大によると、教授は、同じ学域に所属する助教に2010年10月ごろから、学生への実習指導や学会の運営について、何度も指導の範囲を超えた叱責などをしたという。

 助教は今年1月に大学に相談。2月17日に調査委員会が設置されていた。大学の調査に対して教授は「悪意はなく指導の一環だったが、ハラスメントと受け取られたなら仕方ない」と話したという。

 島田学長は「誠に遺憾。教職員に規範意識の自覚と人権擁護意識の徹底を図る」とのコメントを出した。


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