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2016年01月08日

今、岡山大学で何が起きているのか?

今、岡山大学で何が起きているのか?
 ∟●いま薬学部では(2016年01月08日)

緊急報告!解雇問題2  過去10年間 懲戒処分10数件 減給半日の軽処分まで全て記者発表してきた岡山大。今回前代未聞、全国注目の解雇処分につき会見もなくコメントも拒否!逃げ回る学長。学生には、偽メール。薬学部教員には桧垣暫定学部長が解雇について意味不明の説明会。原告弁護団、来週早々の大型提訴をマスコミに通知!

昨日、本サイトで報告したとおり森田学長は、年末の仕事納めのどさくさに紛れ12月28日付けで、森山榎本両教授に対し解雇通知をした。世間の注目を避け、記者クラブの休みを狙っての抜き打ち解雇を強行した。また正月早々薬学部学生達には、谷本研究科長、桧垣暫定部長の連名で「森山教授、榎本教授は、ご退職されました、・・」云々と、まるで両教授が自主的に退職したかのように装ったメールを送り付けた。

この間の解雇問題の真実を知る学生たちからは、疑問と怒りが噴出した。また当方への通報によると、同日1月4日薬学部教員達には、桧垣暫定部長から経過報告と称して解雇問題について説明会を開いたという。詳細は不明だが意味不明の言い訳に終始したとの事である。この数日本部学部を問わず数多くの内部情報が匿名で通報されてきている。これは、学長の暴走に疑問を抱く数多くの教職員が存在していることを示している。

タイトルにも書いたが、これほど全国注目の解雇問題について大学責任者や広報からは一言のコメントもなく、年末よりNHKが報道した科研費不祥事や姫那ちゃん基金の寄付金問題と重大問題が起き、また正月には「データ確認もなく」、シロ判定と論文不正問題の全国ニュースに対しても、大学としての正式コメントを避けている。何も語らず一切の社会的な責任も果たさずこのまま嵐が過ぎるのを待っているようなら、大学の社会的責任は果たせない。堂々と人様の前で語る勇気も喪失してしまったのか?コンプライアンス(法令遵守)の重大危機である。

さて、昨日弁護団から各マスコミに通知された。1月12日に解雇問題について複数の大型訴訟が予定されているという。今後の展開を皆さん方と注目していきたい。


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