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2016年03月15日

英和大 元職員らと和解

NHK甲府放送局(3月14日)

甲府市の山梨英和大学が非正規雇用の職員と講師の2人の雇用を一方的に打ち切ったのは不当労働行為だとして、2人が加入する労働組合が県の労働委員会に救済を申し立てていた問題で、大学側が解決金を支払うことなどで和解しました。

県の労働委員会に不当労働行為の申し立てを行っていたのは、山梨英和大学に勤務していたいずれも非正規雇用で30代の元職員と60代の元講師の2人が加入する労働組合です。
2人は去年3月末「一方的に雇用契約を打ち切られ雇い止めされた」として、労働組合が雇い止めの取り消しを求めていました。
これに対し大学側は雇い止めではなく契約に基づいたものだと主張していました。
労働委員会で調査や協議を続けた結果、大学側は、雇用契約は結ばないものの2人に解決金を支払うことなどで和解が成立したということです。
労働組合の河村厚夫執行委員長は「非正規労働者の雇い止めが問題となる中、双方が納得して和解が成立した点はよかった」と話しています。
山梨英和大学は「和解を受け入れたとしかお答えできません」とコメントしています。


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