研究者の地位と権利を守るための全国的ネットワークをつくろう!

2016年03月26日

大学入試新試験、年複数回見送り 制度改革で専門家会議、最終報告

共同通信(2016/3/25)

 大学入試改革の制度設計を議論する文部科学省の専門家会議は25日、最終報告を取りまとめた。現在の中1が高3になる2020年度に大学入試センター試験から替える予定の「大学入学希望者学力評価テスト」は年複数回の実施を当面見送り、記述式とマークシート式のテストを別日程で行うことも検討する。採点態勢の整備や日程確保など課題は多く、委員の意見に隔たりもあって、実施日程や対象科目など具体的な枠組みを示すには至らなかった。

 今後は文科省が出題内容や採点態勢などを検討。17年度にそれらの方針を公表し、実施大綱を19年度に定める予定だが、20年度に開始できるかは不透明だ。


|