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2016年03月26日

山口大准教授が公的研究費174万円を不正使用 停職76日間の懲戒処分

産経(2016.3.25)

 山口大は25日、公的研究費約174万円を不正に使用したとして、教育学部の准教授(39)を停職76日間の懲戒処分にしたと発表した。

 大学によると、平成23~26年度に、研究目的の旅行や出張が、中止や日程変更されるなどしたのに大学に申告せず、出張したものとして旅費を不正に受け取っていた。旅費は准教授の個人口座に振り込まれていた。大学は、生活費や研究用の書籍の購入などに使用したとみている。

 准教授は調査に対し「手続きが面倒だった」と不正使用を認めている。全額弁済の意向を示しており、大学は刑事告訴しない方針。


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