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2016年04月04日

京都精華大、差別的書き込みで60代の男性教授処分

日刊スポーツ[2016年4月1日]

 自身のブログに民族差別とも受け取れる書き込みをしたとして、京都精華大は1日までに、マンガ学部の60代の男性教授をけん責の懲戒処分にした。

 処分は2月17日付。大学は教授の名前や書き込みの内容を明らかにしていない。

 京都精華大によると、教授は14年ごろ、学生も閲覧するブログに特定の民族を中傷するようなコメントを書き込んだ。指導を受けていた学生から連絡を受けた大学側が、教授に事実を確認。書き込みは現在削除され、教授は謝罪しているという。

 大学側は、ブログに書き込まれた内容が学生の就学環境を阻害するハラスメント行為に当たると判断。赤坂博理事長と竹宮恵子学長の連名で「一切のハラスメントや差別を許すつもりはない。教職員や学生に対して啓発活動を行いたい」とするコメントをホームページで公開している。(共同)


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