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2016年05月16日

福岡教育大学、寺尾氏の退職金の割り増し分を福教大が負担

福岡教育大学の学長選を考える会
 ∟●寺尾氏の退職金の割り増し分を福教大が負担!

【非常識の極み! 寺尾氏の退職金の割り増し分を福教大が負担!】
 今週の木曜日(12日)に、全学説明会があったという情報を入手しましたので、いま大騒ぎになっている「研究不正事件」の追加情報を入手するために取材に行ってきました。今週の週末は実に爽快な天気でしたので、久しぶりに教育大学のキャンパスをじっくり散策いたしましたが、その途中、中庭にある教職員組合の掲示板を見て実に驚きました。
 まず、そこには、先日来、世間を騒がせている重大な「研究不正事件」の追加情報が大々的に出てありました。
 どうやら不正行為の舞台となったのは、「福岡教育大学附属体育研究センター」なのだそうで、不正が行われた当時のセンター長の名前(池田修氏、相部保美氏、平田哲史氏)も出てありました。
福岡教育大学の役職員の一覧
http://www.fukuoka-edu.ac.jp/about/overview/post/index
を見ますと、この方達、現在も重要な役職に就いてあるようです。自分たちがセンター長を務めたセンターが不正の舞台になったからといって、不透明・不公正な調査を行うことのないようして頂きたいものです。この事件は、いまや全国の皆さんが注目してあります。我々もしっかりと見張っておかねばなりません。
 ところで、教職員組合の掲示板には、またしても言葉を失うような、とんでもない非常識な事実が記されていました。あまりのおぞましさに、今回の取材目的を忘れてしまいそうになるところでした。そこで、今回は、その非常識な事実を緊急配信致します。
【福教大は、もはや完全に寺尾氏の私物に!】
 驚くべき事実とは、任期満了で今年の3月末に学長職を退いたにもかかわらず、4月から副学長として「院政」を始めた寺尾氏の退職金を、役員会(メンバーは全員、寺尾氏が任命したのだそうです)が、10パーセント割り増しして支給する決定をしたのだそうです。福教大以外で割り増ししたのは、東大、京大、九大、学芸大の4大学のみで、新潟大学の学長さんのように、逆に対職金を減額した人もいてあるそうです。
 そして、我々が驚きあきれ果てて言葉を失ったのは、文科省から寺尾氏に支給される退職金は標準額だけなのだそうです。つまり、上乗せした割り増し分(○百万円???)は、「福岡教育大学が負担!!!」しなければならないそうです。
 健全な感覚をお持ちの市民の皆さん、こんなことが許されていいのでしょうか?
 寺尾氏が、教育研究費激減させたために、授業を受けられなかった「美術科の学生さんの悲劇」(「毎日新聞」が報道)、大学からお金がないと言われ、学生さんたちがなけなしのお金を出し合って卒業演奏会を自主開催したという「音楽科の学生さんの悲劇」(「朝日新聞」が報道)については、既にこのページでも報告しました。
 寺尾氏は、学生さんの教育をないがしろにしておきながら、大学のお金で豪華「院政室」を整備し、自分の退職金を割り増しし、自らが引き起こした「不当労働行為」事件の係争費用も大学に負担させ、その上、まだ今も年収にして1千万円前後の給料を福教大から受け取っています!
 それだけではありません、福岡教育大学は、寺尾氏が教授の皆さんの反対を無視して強引に進めた入試改革が失敗し、昨年度の入試で志願者が激減したため、検定料収入が1千万円も減収になったことは、我々も取材を通じてよく知っています。
 こんなことが許されていいのでしょうか!!!怒りを禁じ得ません!!!
 文科省はいったい何をしているのでしょうか? 健全な感覚をお持ちの市民の皆さん、納税者の皆さん、福岡教育大学と文科省に、物申しましょう!
 ↓  ↓  ↓
「福岡教育大学学長への提案」
https://www.fukuoka-edu.ac.jp/president_form/index
「御意見・お問合せ 入力フォーム:文部科学省」
https://www.inquiry.mext.go.jp/inquiry21/

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