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2020年06月02日

大学に巣食う「ワルい奴ら」

ZAITEN(2020年7月号)

フリージャーナリスト,田中圭太郎氏が「大学に巣食う「ワルい奴ら」」と題する特集記事を執筆されました。
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大学に巣食う「ワルい奴ら」

特集
当初は今年としていた「大学入試共通テスト」における、民間の英語検定試験の利用と記述式設問の導入だが、昨年11 月、萩生田光一文部科学大臣は急遽見送りを決定、「混乱を招いた」と謝罪したことは記憶に新しい。そんな折、新型コロナウイルスの影響で教育も「リモート」にシフトし、9月入学・始業も議論されるなど、現場の混乱は止まらない。しかし、そんな喧騒の陰で放置されているのが、昨今増殖する、経営トップの腐敗による大学崩壊の危機的な現状である。背景にあるのは、2015年に施行された学校教育法の「改悪」に他ならない。「ガバナンス改革」の名の下に、教育と研究が破壊されている全国の大学をレポートする―。

独裁体制で進む"野蛮な大学改革" 地方大学を破壊する「よそ者トップ」たち 弁護士、天下り官僚、地方自治体幹部......。全国の中・小規模大学では、理事長や学長に 教育者ではない人物が就くことで、野蛮な改革によるトラブルが相次いでいる―。
ジャーナリスト 田中圭太郎

■【弁護士トップが専横する大学】追手門学院大学、山梨学院大学
■【天下り幹部たちの私利私欲】目白大学、梅光学院大学
■【公立大学でも吹き荒れる独裁の嵐】下関市立大学、都留文科大学
■【国立大学「学長任期撤廃」の弊害】大分大学、弘前大学
■【利権確保に走る官僚OBと地元財界】札幌国際大学

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