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2005年11月26日

立命館大学教職員組合、25日にストライキ 「研究に報酬制を導入すべきでない」「平安女学院への10億円の財政支援問題をどう説明するのか」

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005112500149&genre=C4&area=K10

立命大で異例のスト ボーナス削減提案 組合と理事会対立

 学校法人立命館(京都市北区、川本八郎理事長)で、立命館大や中学・高校の教職員ボーナスを1カ月分削減する提案をめぐり、理事会と教職員組合連合とが対立。25日に大学教職員組合がストライキを実施した。立命大で労使決裂によるストが行われるのは異例という。

 理事会側は今年5月、財政基盤や研究力の強化などを理由にボーナス(6・1カ月)の1カ月分カットを提案。組合は反発したが、理事会側は夏季分は6月に通常通り支給し、年末分でカットすることを通告した。対象は立命大と立命館アジア太平洋大、3つの付属中高の全教職員約2000人で、カットで生じる資金は約7億円という。

 この提案をめぐって24日夜に団体交渉が行われたが、話し合いは平行線のままで、大学教職員組合は25日正午から午後1時までストを実施した。中高の組合でも早朝や夕方にストを行う予定という。

 理事会側の説明などでは、財政面では2008-11年度の中期見通しで大幅な不足が生じるという。また研究力強化の具体策として、研究ファンドの創設▽07年度に3つのCOE採択を目標とし外部から人材を招く▽COEや科研費などの獲得者に1人20-80万円の手当を支給-など、研究への「成果主義」導入も打ち出している。

 立命館は、来年度までに立命大二条キャンパスの開設や、立命館小と立命館守山高の開学など大規模な計画が相次ぐ。

 立命大教職員組合は「削減理由や強引な決め方、削減による財源で計画する政策のずさんさの3点で到底納得できない」とする。組合員には「研究に報酬制を導入すべきでない」「平安女学院への10億円の財政支援問題をどう説明するのか」などの声もあるという。

 高杉巴彦立命館常務理事は「大学は社会的存在であり学費や公的助成の使い道は外部への説明責任がある。授業時間にかかるストは極めて残念だ」としている。



スト突入らしい

壊れる前に…

一昨日書いた件ですが、24日夜に行なわれた団体交渉は午後11時20分、物別れに終わりました。私は日付の変わったころ帰途に就いたのですが、その後、経営側は理事会を、組合側は執行委員会を開いたはずですので、9回裏2アウト2ストライクからの“逆転サヨナラホームラン”が出た可能性がゼロではないものの、おそらく、25日、私の職場はストライキに突入します。 …


投稿者 管理者 : 2005年11月26日 01:15

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