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2014年07月28日

北海道教育大学当局のこの驚くべき人権侵害、「反省がなければ大学教員としての復帰を認めない」

北海道教育大学
 ∟●平成26年度第3回教育研究評議会議事要旨

 札幌高裁が大学側の「解雇権濫用」を判示し,2014年2月20日最高裁の上告棄却により解雇無効が確定した旭川校アカハラ事案に関し,2014年6月26日,北海道教育大学教育研究評議会は,3教員が「自らの行為に対する反省がなければ、大学教員としての復帰を認めない」という驚くべき対応を「全会一致」で決めた。
 こうした人権侵害は,この大学の体質を際立たせている。反省し謝罪すべきは3教員の名誉を毀損し,何年もの間教育研究の自由の剥奪した大学当局ではないか!。 このような人権無視,非常識な大学が,北海道の教員養成を担っていてよいのか。

 同大学の教育研究評議会のメンバーはこの通り

平成26年度第3回教育研究評議会議事要旨

日 時 平成26年6月26日(木) 10時30分開会
12時07分閉会
場 所 事務局第1、2会議室
欠席者 なし

○ 議題等

……(中略)……

2 旭川校アカハラ事案の対応について

資料3-1、3-2(回収資料)に基づき、前回の教育研究評議会での意見を踏まえ、3教員の対応について、次の3点、①反省がなければ復帰を認めないこと、②反省の有無については、教育研究評議会が判断すること、③再度、懲戒処分等を検討すること、等について審議を行った。審議の結果、3教員に対する当面の方針として、次の事項を全会一致で承認した。
1.自らの行為に対する反省がなければ、大学教員としての復帰を認めない。
(1)学生及び大学に対する謝罪を求める。
(2)二度とアカデミック・ハラスメントをしないことの誓約を求める。
(3)本学職員就業規則等を遵守することの誓約を求める。
2.反省の内容及び有無については、教育研究評議会として慎重に判断する。

…以下略……

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