全国
 カテゴリー 大学教職員の提訴

2010年03月24日

北大職組、北海道労働委員会に不当労働行為救済申立

北大職組
 ∟●不当労働行為救済申立書

3 請求する救済の内容

(正規雇用職員の就業規則及び給与規程の改定に関して)
(1)被申立人は、就業規則及び給与規程の改定に関する団体交渉について、一方的に交渉の終了を宣言して会場から退出したり、交渉の再開を約束しながら破棄したり、不利益変更の代償措置の説明を抽象的な3項目で足りるとするなど、形式的で不誠実な対応をしてはならない。
(2)被申立人は、就業規則および給与規程の改定に関する団体交渉について、一方的に交渉の終了を宣言して会場から退出したり、交渉の再開を約束しながら破棄したり、さらには、かような不誠実な対応のまま就業規則及び給与規定の改定を行うなどして、申立人を無視ないし軽視し、その運営に支配介入してはならない。

……

2009年11月30日

解雇の元准教授県立大を提訴へ、「懲戒権の乱用」

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20091127-OYT8T01173.htm

 山口市の県立大(江里健輔学長)で元准教授の男性が男子学生に電子メールを執拗(しつよう)に送るなどした問題で、懲戒解雇された元准教授が、「解雇は懲戒権の乱用」として、大学側に地位確認を求める訴訟を山口地裁に起こす方針を固めた。……

2009年11月02日

鳥取大、過労事故死で控訴せず 徹夜の院生医師が居眠り

http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009103001000478.html

 鳥取大医学部の大学院生で医師だった前田伴幸さん=当時(33)=が鳥取大病院で徹夜勤務をした直後に交通事故死したのは大学側の責任として、両親が約1億1600万円の損害賠償を求めた訴訟で、約2千万円の支払いを命じた鳥取地裁の判決に対し、鳥取大が控訴しない意向を原告側へ伝えたことが30日、大学などへの取材で分かった。……

2009年09月28日

停職の神戸大教授、処分の無効確認など求め提訴

http://osaka.yomiuri.co.jp/university/topics/20090925-OYO8T00902.htm

 神戸大医学研究科(神戸市)の久野(くの)高義教授の研究室が、遺伝子組み換え菌を違法に廃棄していたとされる問題で、停職6か月の懲戒処分を受けた久野教授が同大学を相手取り、処分の無効確認と停職中の給与約605万円の支払いを求める訴訟を神戸地裁に起こしたことがわかった。提訴は19日付。……

[関連ニュース]
停職無効求め神戸大を提訴 菌違法廃棄問題で処分の教授
神戸大違法廃棄、教授が処分無効確認訴え 神戸地裁 

バイオラボ久木野教授が大学を提訴 停職処分無効と損賠求め

http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji2/2009092503.shtml

 大学発ベンチャー企業「バイオラボ」の社長を務める久木野憲司県立大教授は24日、県公立大学法人から受けた停職処分の無効確認と、1100万円の損害賠償を同法人に求める訴えを長崎地裁に起こした。……

[同ニュース]
バイオラボ破たん:久木野教授、県立大法人を提訴 懲戒処分無効など /長崎
バイオラボ社長 提訴

2009年09月02日

懲戒処分取り消し訴訟 鹿大が答弁書、争う姿勢-初弁論

http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090828ddlk46040494000c.html

 鹿児島大大学院医歯学総合研究科の教授が、懲戒処分決定前に処分方針を発表され「名誉を傷つけられた」として、大学に慰謝料5000万円などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が27日、鹿児島地裁(山之内紀行裁判官)であった。大学側は請求棄却を求める答弁書を提出、争う姿勢を示した。

 訴状によると、教授の機器購入を巡り、大学が4月「同族会社への利益誘導行為があった」として処分方針を公表。教授は「事実認定に間違いがあり、懲戒理由もない」と主張している。

 大学は7月9日、教授に対し出勤停止10日間の懲戒処分を決定。教授側は提訴時、懲戒理由の不存在確認を求めていたが、8月26日付で、請求内容を一部変更。処分無効確認を求めるとした。


2009年07月01日

元筑波大教授わいせつ否認、初公判「同意の上」主張

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090626/trl0906261124003-n1.htm

 筑波大の研究室で当時23歳の女性の体を無理やり触るなどしたとして、強制わいせつ罪に問われた元同大大学院教授今川重彦被告(54)の初公判が26日、水戸地裁土浦支部(伊藤茂夫裁判長)で開かれ、今川被告は「同意の上だった」と起訴内容を否認した。……

[同ニュース]
元筑波大教授「同意の上」とわいせつ否認記事を印刷する
54歳元筑波大教授がわいせつ否認した女性とは…

2009年06月26日

損賠請求、和歌山大学の教授 学部長などから嫌がらせと

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090626k0000m040099000c.html

 学部教授会や学部長から不当な処分や嫌がらせを受けたなどとして、和歌山大学システム工学部の男性教授(52)が大学などを相手取り、500万円を支払うよう求める損害賠償請求を和歌山地裁に起こしていたことが、25日分かった。

 訴状などによると、教授は02~03年、指導する学生に対し暴力行為をしたなどとして、大学から04年に停職処分を受けた。一方、学部教授会は03年、学生の指導から3年間外すことなどを決定。学部長(当時)は04~08年、学外からの教授への委員委嘱依頼を勝手に断るなどし、大学も適切な措置をとらなかったとしている。教授は「教授会の決定は二重の懲戒処分」などとしている。

 既に不調に終わった調停で、大学側は「教授会の決定は懲戒処分と性格が違い、嫌がらせは事実無根」と主張していた。当時の学部長と大学は「訴状を見ていないので、コメントできない」としている。


2009年06月25日

「懲戒処分不当」と教授が鹿児島大を提訴

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090624/trl0906242033005-n1.htm

 親族が役員を務める業者を医療機器の購入先に指定し、価格決定に関与したとして鹿児島大学から懲戒処分の方針を伝えられた男性教授が24日までに、「事実誤認であり懲戒処分は不当」として、大学に約5000万円の損害賠償などを求める訴えを鹿児島地裁に起こした。

 訴状などによると、大学は4月、教授を出勤停止10日間の懲戒処分とする方針を記者会見で公表。教授は処分理由となった利益誘導行為は存在せず、異議申し立て期間中に公表したことは学内規則に反すると主張、損害賠償や謝罪広告の掲載を求めている。

 大学広報室は「訴状が届いていないので、コメントを差し控えたい」としている。


2009年06月19日

ICU教授解雇、二審も無効判決 「論文無断引用は院生」

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/dogai/172324.html

 大学院生の論文を無断引用して発表資料を作成したとして、国際基督教大(東京都三鷹市)を解雇された元教授の男性(53)が地位確認などを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は18日、解雇を無効とし賃金などの支払いを命じた一審東京地裁判決を支持、大学側の控訴を棄却した。……

[同ニュース]
国際基督教大元教授「論文無断引用は院生」

2009年05月28日

論文掲載拒否で苦痛、元大学教授が気象学会を提訴

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090527/trl0905272004015-n1.htm

 「二酸化炭素(CO2)の増加が地球温暖化の原因」との通説をめぐり、因果関係が逆と唱えた論文の機関誌掲載を拒否され、精神的苦痛を受けたとして、槌田敦・元名城大教授が27日、発行元の日本気象学会(東京)に慰謝料100万円を求める訴えを東京地裁に起こした。……

2009年05月18日

上智大が懲戒解雇を撤回、和解成立

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090515/trl0905152050015-n1.htm

 日英同時通訳者として知られる上智大元教授の井上久美さんが、無許可兼業を理由に懲戒解雇処分とした大学側に地位確認などを求めた訴訟は15日までに、東京高裁(青柳馨裁判長)で和解が成立した。大学側が懲戒解雇を撤回した上で、自己都合による退職扱いとし解決金を支払うことが主な内容。井上さんは外国語学部教授だった平成19年3月、無許可で語学学校の講師を務めたなどとして懲戒解雇処分を受けた。

 昨年12月の1審東京地裁判決は「兼業は授業などに支障なく、大学側もホームページに元教授の兼業を記載していた」として、解雇無効や慰謝料の支払いを命じ、大学側が控訴した。

 井上さんは「大学復帰も考えたが、事業に専念するため和解を受け入れた。懲戒解雇ではなくなったことで名誉が守られた」と話している。


2009年04月15日

痴漢事件で防衛医大教授に逆転無罪、「被害者の供述は不自然」

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090414/trl0904141536006-n1.htm

 電車内で女子高生に痴漢行為をしたとして強制わいせつ罪に問われ、無罪を主張していた防衛医科大学校教授(63)=休職中=の上告審で、最高裁第3小法廷(田原睦夫裁判長)は14日、教授を懲役1年10月の実刑とした1、2審判決を破棄、逆転無罪判決を言い渡した。教授の無罪が確定する。最高裁が痴漢をめぐる事件で逆転無罪判決を言い渡したのは初めて。5人の裁判官のうち、2人が反対意見をつけた。……

[同ニュース]
痴漢事件で逆転無罪…最高裁「被害供述に疑いの余地」
痴漢裁判 最高裁で逆転無罪
防衛医大教授に逆転無罪=電車内痴漢「慎重な判断を」-事件捜査に影響も・最高裁