2005年03月07日
京都自由大学、3月5日に開学 記念シンポジウム開催
開校記念シンポジウム第1部 開校記念シンポジウム
とき:2005年3月5日(土)
午後1:30~3:30
ところ:ひと・まち交流館京都 第5会議室
(河原町6条 河原町通東側)
tel 075-354-8711
テーマ「オープン・カフェ・京都自由大学を創る」
挨拶 益川敏英 自由大学学長
報告予定者
池内 了(名古屋大学)
大川 真郎(弁護士)
安斎 育郎(立命館平和ミュージアム館長)
司会 竹内 真澄(桃山学院大学)
以下は[新聞報道]
京都自由大学がシンポ 既成枠超えた空間目指す既成の大学の枠にとらわれず、講師と受講生が対等の立場で開かれた文化空間を目指す「京都自由大学」の開校記念シンポジウムが5日、京都市内で開かれ、市民、学生ら約100人が参加した。
学長で世界的な物理学者の益川敏英京都産業大教授(素粒子論)は「文化は集団が集団生活を送る中で形成される習わしという定義がある。受講生からも声を上げてもらい、肩ひじ張らずに会をつくっていきたい」とあいさつした。
開講は今月11日。第1回の講師は副学長で元韓国政治犯の徐勝立命館大教授。毎週金、土曜日にオープンカフェ形式で実施する。物理、文学、政治、経済、映画など多様な分野から48人がボランティアで講師を務める。
[同ニュース]
■肩ひじはらず 新たな文化創造へ 京都自由大学が開校記念シンポ(京都新聞3/05)
Posted by 管理者 : 掲載日時 2005年03月07日 00:30
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URL : http://university.main.jp/blog2/archives/2005/03/35_1.html
2005年02月22日
京都自由大学、市民のための「自由大学」 来月、京都・中京区で開校
毎日新聞(2/21)◇大学人とかんかんがくがく--学長は益川・京産大教授
大学の現状への批判から、市民に開かれた自由な学問の場をつくろうと、京都在住の大学人らが3月、「京都三条ラジオカフェ」(中京区三条御幸町)に「京都自由大学」を開校する。学長には世界的な物理学者、益川敏英・京都産業大教授が就任し、講師は大学教授らがボランティアで務める。受講参加資格は年齢性別不問で「威張らず、平和的で、地道な人」。教壇は置かず自由に議論し、飛び入り参加も歓迎という。
講師は徐勝(ソスン)・立命館大教授(人権論)ら計47人で分野は文学、経済、政治から宇宙論まで多岐にわたる。3月11日から来年1月まで原則毎週金、土曜午後7~9時、計82講義を予定。参加費は1講義1000円(資料代など込み、学生半額)。事務局の竹内真澄・桃山学院大教授(社会学)は「国立大法人化などで競争原理が強まり、大学は公共の存在でなく商品に変わってしまった。幅広い市民に知を還元する原点に戻りたい」と話す。
各回定員約30人。優先的に講義を受けられる受講登録を3月10日まで募る。登録用紙は「ラジオカフェ」などにあるほか、ホームページ(http://www.k2.dion.ne.jp/~ockfu/index.html)からも登録できる。3月5日午後1時半、ひと・まち交流館京都(下京区河原町通五条下ル)で開校記念シンポ(無料)がある。
問い合わせは竹内教授(075・332・5815、ファクス兼用)。
Posted by 管理者 : 掲載日時 2005年02月22日 00:57
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URL : http://university.main.jp/blog2/archives/2005/02/post_631.html
2005年02月14日
オープン・カフェ・京都自由大学、3月5日に誕生 「国際人権規約を完全実施する市民に開かれた大学」
オープン・カフェ・京都自由大学なる「大学」が京都に誕生する。この大学のミッションが何よりも斬新で気に入った。2006年問題や国立大授業料など高等教育費が問題となっているなか,「自由大学は日本に存在するあらゆる大学とはまったく異なる基本的価値理念にたっています。なによりも自由大学は、国際人権規約を完全実施する、市民に開かれた大学です」(「開校アピール」より)。今後の活動を注目したい。(ホームページ管理人)
開校アピール日本にはおよそ1200余りの大学が存在します。大学は、これまで社会を啓蒙し、多くの専門知識を提供し、社会的に多くの人々を育て、輩出してきました。その意義を多くの人々が認めています。
けれども、いま日本の大学は大きな曲がり角に来ています。最大の焦点は、大学の公共性の問題です。1966年に国連で採択された国際人権規約・社会権規約は、第13条第2項cで「高等教育は、すべての適当な方法により、特に、無償教育の漸進的な導入により、能力に応じ、すべての者に対して均等な機会が与えられるものとする」と述べています。
ところが、日本の大学は、例外なく、戦後一貫して学費を値上げしてきました。学費値上げは、給料や物価の上昇よりもはるかに急速で、大幅なものでした。このために日本のすべての大学は国際人権規約に違反している、ということにならざるをえません。
国連は徐々に高等教育を無償化するよう呼びかけていますが、日本政府はぎゃくに学費をどんどん値上げしていこうとしています。規約採択以降の約40年のあいだに、日本の大学が歩んだ道と国際社会が歩もうとする道は大きく食い違い、まったく反対の方向へ行ってしまったのです。
ここに新しく開設するオープン・カフェ・京都自由大学(以下自由大学と略記)は、以上のような反省をふまえて出発します。自由大学は日本に存在するあらゆる大学とはまったく異なる基本的価値理念にたっています。なによりも自由大学は、国際人権規約を完全実施する、市民に開かれた大学です。
三条御幸町を少し下がったところに、京都三条ラジオカフェがあります。ここを拠点に、個性的かつ魅力的な講師陣が、金、土曜日の夜、ヴォランティアで話し、自由なディスカッションをします。
自由大学が、世界と京都の平和・自由・民主主義の前進を応援できればとても嬉しく思います。オープン・カフェ・京都自由大学 学長 益川敏英
副学長 神谷雅子
副学長 徐 勝
■「Open Cafe 京都自由大学開校を祝う」 益川 敏英学長
■ヴォランティアでネットワークをむすぶ魅力的な講師陣
■オープン・カフェ・京都自由大学 運営の理念と方法
新聞報道は,下記の「続きを読む」へ
新たな文化空間創出めざす 「京都自由大学」3月開校へ京都新聞(2/10)
「京都自由大学」の構想を語る益川教授(中央)ら(10日、京都市左京区・京都大)
素粒子論の第1人者として知られる益川敏英・京都産業大教授やアート系映画館・京都シネマの神谷雅子代表ら、京都ゆかりの学識者や文化人47人が今年3月、市民向けの学習の場「オープンカフェ・京都自由大学」を京都三条ラジオカフェ(京都市中京区)で開校する。益川教授らが10日、記者会見で構想を発表した。一方通行の講義でなく受講者との対話を重視した新しい文化空間を目指す。講師は、徐勝・立命館大教授(人権論)や池内了・名古屋大教授(宇宙論)、大山一行・同時代ギャラリー代表(メディア論)、末川清・立命館大名誉教授(ドイツ近代史)ら多彩な顔ぶれが特徴。全員ボランティアで務める。
大学の現状に危機意識を持つ人々が互いに呼びかけ実現した。「平和・自由・民主主義の前進」を理念に、校名には既存の大学へのアンチテーゼを込めたという。
学長となる益川教授は「参加資格はなく、自由な議論を大切にしたい」、徐勝教授は「教壇からでなく同じ高さで語りたい」と意欲をみせる。
講義は毎週金、土曜の午後7時から2時間。定員30人で年間82回開講。受講費は資料代などで1回1000円(学生500円)。講義のプログラムは、京都市下京区のひと・まち交流館などで配布するほか、ホームページ(http://www.k2.dion.ne.jp/~ockfu/index.html)に掲載。申し込み、問い合わせは自由大学の竹内真澄事務局長Tel:075(332)5815。
Posted by 管理者 : 掲載日時 2005年02月14日 00:57
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URL : http://university.main.jp/blog2/archives/2005/02/35.html