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 カテゴリー セクハラ問題

2005年06月20日

重大被害は実名公表 山形大「ハラスメント防止規則」

河北新報(6/16)

 セクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)の防止策を検討していた山形大は16日、「キャンパスハラスメントの防止等に関する規則」を制定、来月1日から施行すると発表した。学内の緊急対策協議会が3月に提案した改善策を見直し、セクハラ以外の被害にも対応することなどが盛り込まれた。……


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2005年06月13日

セクハラ処分最多の30人 大学教員や文科省職員

共同通信(6/10)

 セクハラ行為で昨年1年間に懲戒処分を受けた国立大、国立高専の教職員や文部科学省などの職員は、一昨年の2倍の30人で、過去最多だったことが10日、文科省のまとめで分かった。
 同省人事課は「セクハラを許さないという意識が高まり、大学での処分が厳しくなった結果だ」としている。
 文科省によると、懲戒処分を受けた全体の人数は119人で、一昨年より23人増加。セクハラ以外では業務の不適切な処理や欠勤などの勤務態度不良が多かった。
 セクハラ行為に対する処分の内訳は、免職が9人、停職が12人、減給が8人、戒告が1人。


[同ニュース]
大学教員などのセクハラ処分最多30人(日刊スポーツ6/10)
国立大や高専教職員のセクハラ処分、最多の30人 (読売新聞6/10)

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2005年05月30日

セクハラ免職、2審も認定 広島高裁

共同通信(5/27)

 留学生にセクハラ(性的嫌がらせ)をしたとして懲戒免職処分になった広島市立大国際学部の元教授(68)が、セクハラの事実はなく処分は不適正として、広島市長に処分の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決で、広島高裁は27日、1審広島地裁判決を支持し、請求を棄却した。
 牧弘二裁判長は、判決理由で「留学生の証言は合理性があり、セクハラの存在が認められる。大学の処分の手続きも相当だ」と述べた。


 元教授は上告する方針。

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2005年05月24日

セクハラで助教授処分、愛知県立大

中日新聞(5/23)

 愛知県立大学(愛知県長久手町、佐々木雄太学長)は二十三日、女子学生にセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)をしたとして、文学部の男性助教授を同日付で減給十分の一、六カ月の処分にしたと発表した。佐々木学長も監督責任をとり所属長注意を受けた。……


[同ニュース]
愛知県立大学の男性助教授が女子学生にセクハラ行為をしたとして減給処分(名古屋テレビ5/23)
セクハラで助教授処分 愛知県立大(中日新聞5/23)

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2005年05月23日

教育実習中セクハラ、全国調査

東京新聞(5/22)

 幼稚園から高校までの教育実習を受けた大学生の二十六人に一人がセクハラの被害に遭ったことが二十一日、内海崎貴子・川村学園女子大助教授らの全国調査で分かった。セクハラを見聞きした学生も含めると、十人に一人に上る。セクハラをしたのは校長を含む教員が61%を占め、生徒からの被害もあった。

 内海崎助教授は「教員の人権感覚の希薄さから立場の弱い学生へのセクハラが起きる。そういう土壌にある学校では、生徒からのセクハラも起きやすい」と話している。

 昨年六-十月、国公私立大七十四校の担当者を通じて約一万人に調査表を配布。五千六百六十六人から回答があった。

 それによると、二百十五人が「自分が被害に遭った」と回答し、四百十四人が「周囲の被害を見聞きした」と答えた。両方に回答した学生は八十七人いた。

 直接の被害者二百十五人の内訳(複数回答)は「性的にからかわれたり、みだらな冗談を言われた」が20%で最多。「必要ない性的な話題を質問された」(17%)、「体をしつこく眺め回されたり、必要もないのに触られた」(15%)、「宴会で指導教員らのそばに座席を指定されたり、お酌やデュエットを強要された」(10%)と続き「性的関係を迫られた」(3%)は十人だった。

 セクハラの行為者は「指導教員以外の教員」(34%)が最多で、26%が「生徒」、15%が「指導教員」、12%が「校長、教頭、主任」など。


[同ニュース]
教育実習生の10%がセクハラ被害 「自分」「見聞」合わせ(中日新聞5/22)
教育実習生の10%がセクハラ体験 私大助教授ら調査(産経新聞5/21)
教育実習生の10%がセクハラ被害(日刊スポーツ5/21)
実習生の10%セクハラ体験 教員や校長、生徒から(共同通信5/21)
教育実習生の1割、セクハラ体験や見聞・教員らから(日本経済新聞5/21)

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2005年05月16日

セクハラ損賠訴訟、大学の調査適切、大教大教官の請求棄却-地裁葛城支部

毎日新聞(5/14)

 女子学生へのセクシュアル・ハラスメント(性的嫌がらせ)行為で大学から訓告処分を受けたのは根拠がないとして、大阪教育大学(大阪府柏原市)の男性指導教官(41)が、大学と女子学生に損害賠償などを求めた訴訟の判決が13日、奈良地裁葛城支部であった。大島道代裁判官は「セクハラ被害の申告に違法性はなく、大学側の調査も適切」と述べ、教官の請求を棄却した。

 判決などによると、女子学生は01年2月、「論文指導を名目に飲酒を強要され、交際中の男性との関係もしつこく問われた」として、大学のセクハラ相談に申告。そのうえで「教官のセクハラに耐えられない」と退学した。大学のセクハラ防止対策委員会の調査で、教官は「性的発言はなかった。論文を不合格にした後の申告で、学生の逆恨み」などと主張したが、大学は訓告処分とした。

 古川聖登・同大学総務課長は「判決文は見ていないが、主張を支持していただけたと考えている」と話した。


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2005年05月14日

琉球大学50代教授、高2女子に現金渡してわいせつ…停職処分

夕刊フジ(5/13)

 琉球大学(沖縄県西原町、森田孟進学長)は12日、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕された50歳代の理学部教授を停職12カ月の懲戒処分にした。教授は同日、依願退職した。

 教授は昨年9月、同県沖縄市のホテルで、当時16歳だった高校2年生の少女に現金を渡してわいせつな行為をしたとして同県警に逮捕された。


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2005年04月15日

阪大教授、セクハラで解雇 女子学生に2年間

共同通信(4/14)

 大阪大(宮原秀夫学長)は14日、女子学生に対し2年間にわたり抱きつくなどのセクハラ(性的嫌がらせ)を繰り返したとして、男性教授を諭旨解雇処分にした。
 大阪大によると、この教授は2002年夏ごろから、指導していた女子学生を大学内で抱き締めたり、夜間にしつこく電話をかけるなどのセクハラ行為を続けたという。
 女子学生が昨年10月、学内のセクハラ相談窓口に被害を訴え、学内の調査委員会が教授から事情を聴くなどして調べ、事実と確認した。
 宮原学長は「教育者としてあるまじき行為で誠に遺憾。教職員への啓発をより一層徹底する」とコメントした。
 大阪大は「被害者の特定につながる恐れがある」などとして、教授の年齢や所属などを公表していない。


[同ニュース]
セクハラで教授を諭旨解雇=大阪大(時事通信4/14)
セクハラ:阪大教授を諭旨解雇 女子学生を学内で抱きしめ(毎日新聞4/14)

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2005年04月08日

セクハラ、お茶の水女子大教授に230万円支払い命令

毎日新聞(4/07)

 お茶の水女子大大学院(東京都文京区)の韓国人女子留学生(42)が、担当教授(58)からセクシュアル・ハラスメント(性的嫌がらせ)を受けたとして損害賠償を求めた訴訟の判決が7日、東京地裁であった。杉山正己裁判長はセクハラ行為があったと認定し、教授に230万円の支払いを命じた。大学への請求は棄却した。

 訴えられていたのは同大学院人間文化研究科の教育方法学専攻の教授。判決によると、教授は99年5月、留学生が不合格になった同年3月の博士課程試験について「自分が不合格にした。来年は入れたい」と話し、その後2人で飲食したホテルのエレベーター内などでキスしたり胸を触るなどした。

 教授は01年、このセクハラ行為で大学から停職3カ月の懲戒処分を受け現在は復帰しているが、処分取り消しを求めて係争中。

 教授の代理人弁護士の話 留学生の供述が変遷しており、信用性を認めたのは問題がある。教授と話し合って控訴することを決めている。

 お茶の水女子大総務課の話 大学の名誉・信用を著しく傷つける事態になり遺憾。再発防止と信頼回復に努める。


[同ニュース]
女子大教授のセクハラ認定 230万円賠償命令(共同通信4/07)
女子大教授のセクハラ認定、230万円賠償命令・東京地裁
セクハラ訴訟、お茶の水女子大教授に230万円賠償命令(朝日新聞4/07)
女子大教授の韓国人留学生セクハラを認定(日刊スポーツ4/07)

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池坊短期大学長を解任、理事会が決議

京都新聞(4/06)

 学校法人池坊学園(京都市下京区)は6日までに、池坊短期大の池坊雅史学長(43)を解任した。理由は「廉潔を要求される教育者としてあるまじき行為の疑いを生じさせた」としている。後任の学長は当面置かず、吉田謙二理事長が学長代行を務める。

 解任は3月28日に開いた理事会で、雅史氏をのぞく理事全員の賛成で決議した。谷野光昭常務理事は解任の理由について「短大の運営に関することではない。第三者にもかかわることで、疑いの内容については一切コメントできない」と話す。本人は解任について納得していた、という。

 雅史氏は元大蔵官僚で、華道池坊次期家元・池坊由紀さんの夫。冷泉為人学長の退任に伴い2002年4月に就任、今年2月に再選が決まったばかりだった。

 池坊短期大は昨年度まで7年連続で定員割れが続き、毎年数億円の赤字を出していた。このため創設母体の華道家元池坊が02年に全面支援することを決定、当時の理事長らが退き雅史氏が学長に着任した。

 雅史氏の学長就任後、教職員全員のボーナス支給を一時停止するなど人件費の削減が進む一方、入学者も増え、大学側は本年度は黒字化する見込みとしている。

 学長の解任について、学生には新年度授業のガイダンスにあわせ、今週中に説明するという。


[同ニュース]
池坊短大学長を解任 セクハラ疑惑の責任問い(共同通信4/06)
池坊短大学長を「不適格」と解任 セクハラ?本人否定(朝日新聞4/07)

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2005年03月30日

女子学生2人にセクハラ-奈教大が係長を諭旨解雇

奈良新聞(3/29)

 奈良教育大学(奈良市高畑町)は28日、女子学生2人に対して手や肩を抱いたり、卑わいな言葉を浴びせるなどのセクシャルハラスメント(性的嫌がらせ)行為をし、うち1人に強度の心的ストレスを生じさせたとして、教学関係部署の50代の男性係長を、同日付で諭旨解雇処分としたと発表した。


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2005年03月28日

北見工大助教授、セクハラ懲戒無効求め提訴

東京読売新聞(3/26)

 北見工業大(常本秀幸学長)の男性助教授(58)が、女子学生3人にセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)をしたとして、停職4か月の懲戒処分を受けた問題で、助教授側は25日、大学を相手取り、懲戒処分の無効を求める訴訟を、釧路地裁北見支部に起こした。
 訴状によると、助教授は女子学生3人に対し、セクハラ行為を行ったとして、3月17日付で停職4か月の懲戒処分を受けたが、セクハラの事実はなく、処分は不適切かつ不公正で、処分内容も人事院指針にかい離して、裁量権を乱用しているとしている。助教授は「反論の機会も十分に与えられず、事実無根」と主張し、22日には、同支部に地位保全の仮処分申請をしている。
 これに対し、大学側は「訴状を見ていないのでわからないが、被害者の証言に基づき、助教授も行為を認めており、処分は正当」としている。


<ニュースファイル>セクハラ停職「不当」と提訴 北見

北海道新聞(3/26)

 【北見】北見工大の助教授が女子学生にセクハラ行為をしたとされる問題で、大学側から停職処分を受けた助教授は二十五日、釧路地裁北見支部に、地位保全の仮処分申請に続いて、懲戒処分無効を求める正式訴訟を起こした。
 訴状によると、大学は助教授に十分な弁明の機会を与えておらず、証拠に基づかない恣意(しい)的な事実認定で処分を決めたと主張している。


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2005年03月26日

セクハラ行為 熊本大教授を停職15日の懲戒処分

熊本新聞(3/25)

 熊本大は二十五日、女子大学院生の体を触るなどのセクハラ行為をしたとして、同大の六十歳代の男性教授を停職十五日間の懲戒処分にしたと発表した。同大にセクハラ防止委員会が発足した二〇〇〇(平成十二)年十一月以降、セクハラ行為で懲戒処分を受けた教職員は四人目。

 同大によると、同教授は昨年四月、熊本市の飲食店で所属する学科の新入生歓迎会に出席。同席した女子大学院生に「女性なのにこの大学院に来たの。勇ましいね」と発言、背後からジーパンの中に手を入れて体にさわったという。

 また、同教授は〇一年度の授業で別の女子大学院生の名前を挙げ、「ω(オメガ)」の字を女子大学院生の体の一部に例える発言をしたという。

 昨年五月中旬、セクハラ行為を受けた大学院生が「このような行為を受け精神的にショックを受けた。この教授の授業を受けたくない」などと同大のセクハラ相談員に相談して発覚。同大は当事者や歓迎会出席者などから事情を聴くなど調査した結果、セクハラ行為に当たると判断した。

 同教授は、授業中での発言の一部は認めているが、歓迎会での行為は「覚えていない」と話しているという。

 崎元達郎学長は「このような不祥事が起きたことは誠に遺憾であり、被害者、国民の皆さまに心よりおわびします」とのコメントを出した。


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2005年03月22日

「セクハラしていない」 東北大助教授が自殺

共同通信(3/21)

 東北大大学院国際文化研究所(仙台市青葉区)の40代の男性助教授が駐車中の車の中から遺体で見つかっていたことが21日までに分かった。助教授は教え子へのセクハラ(性的嫌がらせ)問題を学内で指摘されていた。「セクハラはやっていません」などと書かれた遺書が車内から見つかっており、仙台北署は自殺とみている。
 同署によると、13日午後に青葉区内の霊園に止まっていた乗用車の中で助教授が死んでいるのを通行人が見つけ、119番した。車は助教授の所有で、中で練炭を燃やした跡があった。外傷はなく、死因は一酸化炭素中毒とみられる。
 助教授は、同大の女子学生にセクハラをしたと指摘され、同研究所は「懲戒処分が相当」とし、近く大学としての正式処分が決まる予定だった。


[同ニュース]
東北大大学院助教授、セクハラ指摘を苦に自殺か(朝日新聞3/21)

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2005年03月19日

助教授処分を決定 北見工大セクハラ、本人は提訴の構え

北海道新聞(3/18)

 北見工大の助教授が女子学生にセクハラ行為をしたとされる問題で、同大は十七日の役員会で、助教授を四カ月の停職とする処分を正式決定し、助教授に言い渡した。これに対し、助教授側は「断じてセクハラをしていない。裁判で真実を明らかにしたい」として、処分停止を求め提訴する構えだ。

 大学側が同日、記者会見で明らかにしたところによると、助教授は女子学生に抱きつくなど、二○○三年五月から○四年十一月にかけてセクハラを行い、セクハラと疑われる行為も含めると十数件に上ったという。

 会見で常本秀幸学長は「教員にあるまじき行為で被害に遭った学生に深くおわびし、再発防止に努めます」と謝罪した。

 これに対し、助教授は大筋では事実関係を認めているものの、「セクハラではなく、大学は学生の言い分しか聞いていない」と文書で大学側に反論。助教授の代理人の弁護士は「弁明の機会はわずか二回で不当な処分を取り消すべく裁判で真実を解明する」としている。

女子学生にセクハラ 北見工大助教授を停職4か月

東京読売新聞(3/18)

 北海道・北見工業大(常本秀幸学長)は17日、同大の女子学生3人に対し、体に触れるなどのセクシュアルハラスメントをしたとして、58歳の男性助教授を停職4か月の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。一方、助教授は処分を不服として、近く処分取り消しを求める訴訟を起こす。
 同大によると、助教授は、2003年5月、当時4年生だった女子学生に、助教授宅で開かれた研究室のパーティーで、学生の口の周りにチューブ式のチョコレートを付け、それをなめたり、04年7月から11月にかけて、別の女子学生2人に、夜間、1人で研究室に来させるなど、計10回以上のセクハラ行為などをした。
 今年1月にセクハラ相談員に苦情相談があって発覚、セクハラ調査委員会が当事者に事実確認をしていた。常本学長は記者会見で、「助教授の行為は、教員としてあるまじき行為であり、被害に遭われた学生に深くおわびする。今後、再発防止に努める」と謝罪した。
 一方、助教授は、代理人弁護士を通じて、「私は断じてセクハラをしていない。裁判で真実を明らかにしたい」とコメントした。


[同ニュース]
北見工大の助教授セクハラ? 4カ月の停職処分 本人、不服申し立て(北海道新聞3/16)
セクハラ、北見工大助教授を停職処分に(毎日新聞3/18)

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2005年03月18日

東北工大2教授がセクハラ 焼きもちや頻繁メール

共同通信(3/17)

 東北工業大(仙台市太白区)は17日、女子学生にセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)をしたとして、工学部の男性教授(56)と同学部の男性教授(51)をそれぞれ停職5カ月と同3カ月の懲戒処分にしたと発表した。
 大学によると、56歳の教授は、2004年10月から今年1月、担当するゼミの4年生の女子学生に対して誰もいない研究室に来るように言ったり、個人的な食事に誘ったりした。また、女子学生が他の教員の研究室に出入りすると「今後、自分の研究室には出入りさせない」と、異常なけんまくで怒った。
 51歳の教授は03年秋ごろから、当時1年生だった女子学生に深夜に研究室に呼び出して早朝まで付き合わせたり、半年間で計4、50回、携帯電話にメールを送るなどした。


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2005年03月15日

医大教授セクハラ報道、毎日新聞や弁護士ら敗訴

(読売新聞(3/14)

 埼玉医科大学の男性教授(65)が「セクハラ行為があったと偽りの提訴をされた」などとして、提訴した新潟市内の女性と弁護士、提訴を報道した毎日新聞社に対し、計2710万円の損害賠償と謝罪広告を求めた訴訟の判決が14日、東京地裁であり、瀬木比呂志裁判長は、女性に330万円、弁護士に55万円、同社に110万円の支払いを命じた。

 判決は、女性の提訴を根拠のない不法な訴えと認定。その上で、毎日新聞が教授の実名入りで報道した点について、「実名を使用する必要性が高かったとは言い難く、違法なプライバシー侵害に当たる」と述べた。

 また、弁護士が提訴について会見を開いたことについても、「弁護士の業務を逸脱し、名誉棄損に当たる」と指摘した。

 判決によると、女性は1996年に男性教授の診察を受けた後、「診察中に体を触られた」などと主張して、2000年に約1200万円の賠償を求める訴訟を新潟地裁に起こしたが、敗訴し、東京高裁で敗訴が確定した。

 ◆斉藤善也・毎日新聞東京本社地方部長の話「到底承服できず、控訴する」


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2005年03月12日

セクハラ男性教授を停職=新潟大

時事通信(3/11)

 新潟大学(新潟市、長谷川彰学長)は11日、女子学生にセクハラ行為をしたとして、同大の40代の男性教授を同日付で停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。男性教授はセクハラ行為を否定しているという。
  同大によると、男性教授は2004年8月下旬、学内にある自分の研究室内で20代の女子学生の体を触るセクハラ行為をした。女子学生が同大のセクハラ相談員に訴え、同大が調査していた。
 同大は「このような事態が発生し極めて遺憾。教育機関として襟を正し、再発防止に努めたい」としている。


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山大セクハラ防止策きょう提言

朝日新聞(3/11)

 第三者委が仙道学長に

 山形大学で昨年夏以降、相次いで発覚したセクハラ事件〓表参照〓を受け、大学側が再発防止を目指して立ち上げた第三者委は10日、仙道富士郎学長への提言をまとめる。「高い倫理観を求められる教育機関」(仙道学長)がどうあるべきなのか--提言の内容に注目が集まる。

 第三者委の設立は、男性教員によるセクハラが相次いで発覚した昨年9月に、仙道学長が表明した。議長には同大理事が就き、工・人文・教育の3学部の教授と学外の有識者3人の計10人で、11月以降、月1回ペースで議論を重ねてきた。

 一連の問題では、事件の悪質さもさることながら、被害届を受けながら適切な処理をしなかった隠蔽(いんぺい)体質が学内外から厳しい批判を受けた。

 被害の訴えをうけて組織した内部の調査委員会の報告書を、当該学部の学部長が半年間も放置し、学長への報告義務も怠るなど隠蔽を疑われかねないケースもあり、大学側の姿勢について第三者委は「被害を受けた学生を教授会として組織的に救済・支援する道が結果的に閉ざされた」と厳しく批判した。

 大学には「セクハラ相談窓口」があるが、メンバーはすべて学内関係者。委員からは、民間企業ならば、もみ消しや隠蔽をさけるため、相談を受ける担当者は組織外から任命しているとの指摘もあり、大学当局も、女性教員の少ない工学部では米沢女子短大の教員に相談員を委嘱する案を示した。

 窓口や調査の各段階で、外部の目を取り入れ、被害者救済のために公平性・透明性を担保できる仕組み作りをいかに提言できるかが報告書の焦点の一つといえそうだ。

 また、セクハラ事件を起こした教員の処分でも「在職期間中に諭旨解雇相当の行為をした場合、退職後でも退職金の返還を求める」とする東京大学の教職員退職手当規則を参考に、返還の義務化も視野に検討している。

 処分を巡っては、工学部で起きた2件のセクハラ事件で、「懲戒を含む重い処分が相当」(仙道学長)にもかかわらず、依願退職させていたうえ、退職金が水増しされる勧奨扱いで退職した教員もおり、文科省からも「道義的に問題」と指摘されていた。

■昨年8月以降に発覚した山形大教員のセクハラ事件■

 発生時期 加害者     事件の内容(大学の処分)

 01年1月 人文学部教授  研究室で不快な言動を繰り返す(訓告)

    9月 教授      学会に同行させた学生のホテルの部屋に押しかける(停職)
              (学部非公表) 

 02年10月 人文学部教授  飲み会で性差別的発言。いたずらも(訓告)

 03年 7月 工学部教授   一人暮らしのアパートの部屋に押しかけてセクハラ(処分なし)

    12月 人文学部講師  食事に呼び出した学生にキスを強要(訓告)

 04年3月 工学部教授   学会に同行させた学生にホテルで相部屋を強要(処分なし)


[関連ニュース]
セクハラ防止改善策を提言-山大の緊急対策協(山形新聞3/11)
山形大・セクハラ問題:緊急対策協が改善策 大学側、5月めどに対応決定 /山形(毎日新聞3/11)
山形大 セクハラ防止へ改善策 全処分公表盛り込む(河北新報3/10)

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2005年03月11日

名古屋大・セクハラ処分取り消し訴訟、教授の請求棄却-名古屋地裁

毎日新聞(3/10)

 名古屋大大学院の50代の男性教授が、セクハラを理由に停職6カ月の懲戒処分を受けたのは不当として同大に処分取り消しを求めた訴訟で、名古屋地裁(橋本昌純裁判長)は9日、請求を棄却した。
 名古屋大は01年3月、原告が同大助教授だった96年以降、指導する女子学生の精神的混乱に乗じ性的関係を結び、告発を防ぐため脅迫したなどとして処分した。原告は大学側の処分に事実誤認があると訴えた。
 判決は原告の言動は指導教官としてふさわしくなく、女子学生に苦痛を与えたと指摘した。


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2005年02月26日

東北大大学院国際文化研究科 助教授のセクハラ認定

河北新報(2/25)

 東北大の大学院国際文化研究科に所属する40代の男性助教授が女子大学院生にセクハラ(性的嫌がらせ)をしたとして、同研究科教授会は助教授を「懲戒相当」とする処分案を承認した。全学の懲戒委員会に報告し、4月にも停職や解雇などの処分が決定する。

 研究科が設けた調査委の報告書などによると、助教授は院生の指導教官で、性的関係があったが、院生が2人の関係について外部に相談しようとしたところ、「指導教官をおりる」などと圧力をかけるような発言があった。
 助教授は男女関係を持ったことやセクハラを全面的に否定しているという。

 院生の訴えを受けて教員4人による調査委を設置したが、一部委員が「冤罪(えんざい)だ」と周囲に漏らすなどしたため、全学のセクハラ防止対策委が「公平性、客観性確保が不十分」と勧告して委員3人が交代。弁護士を加えた新調査委が調査してセクハラと認定した。
 23日夜の教授会では「懲戒」に賛成する意見が多数を占めた。同研究科でセクハラによる処分者が出るのは、2000年に懲戒免職された助教授(当時)に続き2人目。


[同ニュース]
東北大大学院で助教授が院生にセクハラ、交際継続迫る(読売新聞2/25)

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2005年02月23日

セクハラ体験13人 県立芸大調査

琉球新報(2/22)

 県立芸術大学のハラスメント防止委員会が、学部生、大学院生(計605人)を対象にセクハラ(性的嫌がらせ)などについてのアンケートを実施、回答者は54人と少なかったものの、回答者の24・5%が「セクハラ行為を受けた経験がある」と答えていたことが21日、分かった。「性的なうわさを流された」「性的な関係を迫られた」など、実態の一部が明らかになっている。

 アンケートは昨年11月末から12月初めに、学生宅に郵送し、同大のポストに返還する方式で実施。回答率は8・9%だった。ハラスメント行為は、教職員や他の学生となっている。

 アンケートでは、24・5%に当たる13人が「入学後、セクハラ行為を受けたことがある」と回答。セクハラ行為の内容について複数回答で、多い順に「性的な話題や卑わいなことを言われた」(6人)、「性的なうわさを流された」(3人)、「性的な関係を迫られた」(2人)があった。このほかにも「食事などに執ように誘われた」「無理やり体を触られた」などがあった。

 セクハラ行為を受けた相手は複数回答で、教職員が57・1%、学生が28・6%だった。「セクハラ行為を誰かに相談したか」の問いには「はい」は57・1%、「いいえ」は42・9%で、相談できずにいる学生も約半数いることが分かった。

 同大学生部の金城厚部長は「ハラスメントに対する有効な防止策の検討に向けて、学生の声を取り入れる必要があった」と実施理由を説明。アンケートを受けて「各部署で具体的な対応を検討していきたい。学生と教員の飲食の在り方などについてのガイドライン作成も検討中だ。今回は回収率が低かったが、今後も定期的に実施して、組織的な対応を取っていきたい」と話した。


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2005年02月16日

セクハラ疑われ苦痛 男性教授が賠償請求 愛知産業大側を提訴

中日新聞(2/15)

 事実無根のセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)の疑いを掛けられ、精神的苦痛を受けたとして愛知産業大(愛知県岡崎市)の男性教授が、理事長ら同大関係者四人を相手に慰謝料など約三千万円の損害賠償を求め、名古屋地裁に提訴したことが分かった。

 訴状によると、教授は昨年八月中旬、大学側から「研究室で女子学生の体を触り、単位を認定する対価としてお茶に誘った。本来は認定できない単位も認定した」などとして諭旨退職処分の通知を受けた。

 これに対し、教授は「セクハラはなかった。学生の成績はもともと合格点だった」などと異議を申し立て、昨年十月、「(大学側は)セクハラについて十分な確認が得られなかった。懲戒処分を撤回する」「教授は本年度末をもって自己都合により退職する」という趣旨の合意を交わした。

 しかし、同教授は「学内のセクハラ委員会や懲戒委員会が十分な審理をせず、不当な認定や処分をしたため社会的評価や人格を傷つけられた。授業を外され、学内に話が広まるなどして精神的に追い込まれ、退職を受け入れざるを得なくなってしまった」としている。

 愛知産業大の理事長は「詳細は裁判の中で明らかにしたい」としている。


[同ニュース]
セクハラ疑惑で苦痛と提訴 愛知産業大の教授(共同通信2/15)
セクハラ疑惑は精神的苦痛と60代教授提訴(ZAKZAK2/15)

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2005年02月11日

名古屋大・セクハラ処分取り消し訴訟:元講師の請求棄却-地裁

毎日新聞(2/10)

 ◇地裁「名大の裁量権乱用ない」
 名古屋大大学院医学研究科で講師を務めていた男性が、院生だった女性へのセクハラを理由に戒告の懲戒処分を受けたのは不当として、同大に処分取り消しを求めた訴訟で、名古屋地裁は9日、請求を棄却した。橋本昌純裁判長は「大学側の処分に裁量権の乱用はない」と述べた。
 元講師は99年、学会参加時にホテル内でキスしたり、性的関心を示す電子メールを送って院生に不快感を与え、研究環境を損なったとして、01年2月に処分を受けた。元講師側は「合意の上の行為で院生は不快を覚えていない」と主張した。
 判決は「元講師の行為で、指導教官と院生としての研究上の信頼関係が失われたとは認められない」と処分理由の一部は事実誤認としたが、セクハラに当たることは明らかで、処分が著しく妥当性を欠くとは言えないと判断した。


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2005年02月10日

鹿児島大、今度は非常勤講師=セクハラで諭旨解雇に

時事通信(2/09)

 鹿児島大学は9日、50歳代の男性非常勤講師が女子学生の体を触るなどセクハラ行為をしたとして、諭旨解雇処分にすると発表した。
 同大によると、昨年12月上旬、講師が自宅で女子学生を個人指導した際、胸などを触った。学生が大学側に相談して発覚。講師は「申し訳ないことをした」と事実を認めているという。所属学部などは、学生のプライバシーを理由に明らかにしていない。
 同大では昨年7月、男性助教授が女子学生の体を触ったとして諭旨解雇されたほか、同月、男性助手が好意を寄せていた女子学生の部屋をのぞこうとして建造物侵入の現行犯で逮捕(起訴猶予)され、停職1カ月の処分を受けている。永田行博学長は「不祥事続きで申し訳ない。研修を強化するなど対策に全力を注ぎたい」としている。 


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2005年02月05日

香川大学が痴漢助教授を処分 

西日本放送(2/04)

先月、福岡県内の電車内で痴漢をはたらき逮捕された香川大学の助教授に対し大学の人事審査委員会は今日、諭旨解雇の処分を発表しました。
諭旨解雇処分となるのは香川大学留学生センターの37歳の助教授です。
この助教授は先月14日、福岡市内を走る電車内で女子高校生の体を触ったとして痴漢行為の現行犯で逮捕されました。
助教授は略式起訴され罰金20万円を払い釈放、被害者とは示談が成立し現在は自宅で謹慎しています。
人事審査委員会に対しては大学や学生に迷惑をかけたことを詫びる供述をしたということです。
また、香川大学の木村好次学長と理事3人は不祥事が続いた責任を取り給与の一部を今月から3ヶ月間自主的に返納すると発表しました。


[関連ニュース]
香川大:学生から不祥事再発防止意見--考える対話集会 /香川(毎日新聞2/04)
対話集会で香川大学長が学生に不祥事説明 (朝日新聞2/04)

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2005年02月03日

学芸大教授、女子学生にセクハラ 停職6カ月の処分に

毎日新聞(2/02)

 東京学芸大学(東京都小金井市、鷲山恭彦学長)は2日、同大の男性教授が女子学生にセクシュアル・ハラスメント行為を繰り返したとして、3日付で停職6カ月の懲戒処分にすると発表した。

 同大によると、教授は03年夏ごろから昨年6月まで複数回にわたり、自分の研究室で女子学生が「やめてほしい」と訴えたにもかかわらず、体を触るなどした。女子学生がセクハラ被害などを調査する学内の委員会に相談して発覚した。教授は「学生にも大学にも申し訳ないことをした」と話しているという。


[同ニュース]
女子学生にセクハラ、東京学芸大教授を停職6か月に(読売新聞2/02)

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2005年01月21日

セクハラ、信州大の63歳教授、停職処分に

毎日新聞(1/20)

 信州大学(本部・長野県松本市)は20日、同大の男性教授(63)が、20代の女子大学院生に対して言葉のセクハラ行為を行ったとして、停職2カ月の懲戒処分にしたと発表した。教授は退職願を提出しており、19日に受理された。

 同大によると、教授は昨年6月に研究室で、女子院生に好意を持っているという内容の発言をした。女子院生は教授に異性として見られていたことにショックを受け、研究室を変更。心身に不調をきたし、今も通院しているという。

 同大は、教授の言動は1度だけで、交際を迫るといった行為はなかったが、教授がその地位を利用した発言であったことを重く見て、セクハラと判断した。女子院生は「『好きだけど、結婚しているから結婚できない』と言われた」と説明、教授は「そのような意味のことを言ったが、(内容を)詳しく覚えていない」と話している。


[同ニュース]
信大がセクハラで教授処分 院生はショックで通院(信濃毎日新聞1/20)
信州大学で教授がセクハラで停職2か月に(信越放送1/20)

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2005年01月16日

痴漢容疑、香川大助教授を逮捕 福岡・南署

毎日新聞(1/14)

 福岡・南署は14日、香川県高松市十川西町、香川大学助教授、永瀬雅啓容疑者(37)を福岡県迷惑防止条例違反容疑で逮捕した。容疑を大筋で認めているという。
 調べでは、永瀬容疑者は同日午前8時ごろから約10分間、西鉄福岡天神大牟田線都府楼前駅(同県太宰府市)~大橋駅(福岡市南区)間を走行中の快速急行電車内で、女子高生(17)の尻を触った疑い。


[関連ニュース]
香大学長「注意、不徹底だった」 (朝日新聞1/15)
香大助教授を逮捕 女子高生の体触る(四国新聞1/15)
香川大、また謝罪 ちかん容疑で助教授逮捕--教育学部教授に続き /香川(毎日新聞1/15)

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2004年12月25日

東京大、セクハラで2教授を処分

毎日新聞(12/24)

 東京大(佐々木毅学長)は24日、片山武司・元理学系研究科教授(61)が女性2人にセクシュアル・ハラスメント(性的いやがらせ)行為をしていたと認定し、同日付で諭旨解雇相当処分にした。また、セクハラ行為があったとして総合文化研究科の50歳代の男性教授を2カ月の停職処分にしたと発表した。

 片山元教授は非常勤研究員を務めていた理化学研究所(埼玉県和光市)から海外出張旅費443万円を二重取りしていたことが6月に発覚、詐欺容疑で刑事告訴された。東大からも2カ月の停職処分を受け、6月末に大学を自己退職した。

 調査によると、片山元教授は東大原子核研究所(現在は廃止)助教授だった95~96年にかけ、指導していた女子学生に性的関係を強要。別の女性職員にも99~02年に同様の行為をした。

 東大は関係者の事情聴取などからセクハラ行為があったと認定した。片山元教授も認めているという。今回の処分で、片山元教授の退職金は33%カットして支給される。

 また、東大によると、総合文化研究科の教授は03年春ごろから指導する女子学生に海外旅行に同行するようしつこく誘った。学生が指導教員を変えた後も「自分の指導下に戻らなければ学位が取れない」などと電子メールを繰り返し送り、学生は不眠に追い込まれた。


[同ニュース]
性行為強制で諭旨解雇 東大、退職の元教授に通知(共同通信12/24)
女子学生にセクハラ、東大教授2人処分(日刊スポーツ12/24)
東大教授がセクハラ行為で停職 元教授も諭旨解雇相当に(朝日新聞12/24)
東大2教授、セクハラで処分…性行為強要・旅行に誘う(読売新聞12/24)
東大、教授ら2人をセクハラで懲戒処分(日本経済新聞12/24)
東京大学教授がセクハラで懲戒処分 (TBS 12/24)

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2004年12月24日

試験でわいせつ語書かせる 札幌の大学で米国人講師

産経新聞(12/22)

 北海学園大(札幌市)で、人文学部の男性米国人講師(43)が、米映画の中のせりふで使われたわいせつな言葉を書かせる問題を試験で出したとして今月上旬、複数の学生から批判の投書や相談があったことが22日、分かった。

 同大によると、問題になったのは、11月に米国文化論の授業で行った試験。女性が海軍特殊部隊に入隊する映画「GIジェーン」などを上映した上で、主人公が上官の男性に向かってしゃべるせりふなどを書き取らせたり、和訳させた。

 投書で学生側は「わいせつだったり暴力的なビデオ教材を使用している」「テストでわいせつな言葉を解答させる」と批判、改善を求めていた。

 同大は教授ら5人で構成する学生相談委員会で対応を協議。近く、講師に対し、授業内容の改善を勧告する。

 桑原俊一人文学部長(62)は「セクハラ(性的嫌がらせ)とアカデミックハラスメントの両面から検討し、早急に解決したい」と話した。


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2004年12月20日

セクハラで群馬大教授解雇 指導する女子学生4人に

共同通信(12/17)

 群馬大(鈴木守学長)は17日、自分が指導する女子学生4人に性的行為やセクハラ行為をしたとして、工学部の男性教授(53)を懲戒解雇処分にしたと発表した。
 同大によると、教授は2000年12月から今年2月にかけて、女子学生1人と性的な行為をしたほか、3人に対してはドライブに誘い手を握ったり、相手を不快にさせる発言をするなどのセクハラ行為を繰り返した。
 被害に遭った4人のうち1人が今年7月、別の教職員に相談し発覚。大学が調査した結果、教授は立場を利用した行為だったと認めたという。
 鈴木学長は「被害者と家族に申し訳なく思っており、深くおわび申し上げます」とコメントした。


[同ニュース]
女子学生にわいせつ行為=指導教授を懲戒解雇-群馬大学(時事通信12/17)
群馬大:女子学生4人にセクハラ 工学部教授を懲戒解雇(毎日新聞12/17)
女子大生4人にセクハラ、今度は教授が…群馬大(読売新聞12/17)
群馬大 セクハラ教授、解雇(朝日新聞12/18)
セクハラ教授クビ…「立場利用」し性的行為も(ZAKZAK12/18)

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2004年12月17日

セクハラで教授を停職3カ月 岩手大

岩手日報(12/16)

 岩手大学(平山健一学長)は16日,同大農学部の50歳代の男性教授を「教員と学生との間で度を超えた行為があったとしてセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)と認定。同日開催した教育研究評議会で3ヶ月の停職処分とした。……


[同ニュース]
セクハラ苦痛で女子学生入院=教授を停職処分-岩手大(時事通信12/16)
岩手大教授がセクハラ停職3ヵ月処分(河北新報12/16)

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2004年12月11日

「人間関係学科」2教授、セクハラ…54歳と73歳

ZAKZAK(12/10)

 愛知県豊田市の私立女子大「桜花学園大学」で、人文学部人間関係学科の54歳と73歳の男性教授2人が、同大の学生にセクハラ行為をしたとして懲戒解雇などの処分を受けていたことが9日、分かった。

 同大によると、54歳の教授は今年2月から3月にかけ、車の中で学生の体に触ったり「落ち着いた所で話をしよう」などと誘い、別の学生にも異性との交際についてしつこく聞くなどしたとして8月に懲戒解雇になった。

 73歳の教授は学生6人に対し、研究室で体に触ったり、旅行に誘うなどしたとして2002年4月に厳重注意処分を受け、昨年3月に依願退職した。

 同大の高井龍三事務局長は「女子大なので神経を使ってきたが、残念。本人と保護者には謝罪した」と話している。


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2004年12月04日

「セクハラ被害は大学院の責任」 元院生が北星学園大学を提訴

北海道新聞(12/03)

 北星学園大大学院の男性教授から暴言やセクシュアルハラスメント(セクハラ)行為などを受け、大学院側に相談したが改善されず、大学院の管理責任に落ち度があったとして、元院生の女性が二日までに、大学院を経営する学校法人「北星学園」(札幌市厚別区)を相手に六百六十万円の損害賠償を求める訴えを札幌地裁に起こした。 ……

セクハラで北星学園大を提訴 元院生の女性「教授に適切措置取らず」

東京読売新聞(12/03)

 北星学園大学(札幌市厚別区)の大学院生だった女性が、男性教授のセクハラなどに対し適切な措置を取らなかったとして同学園に慰謝料など660万円を求める訴訟を札幌地裁に起こした。三日明らかになった。この女性が同教授に同額の慰謝料などを求めた訴訟はすでに同地裁で争われている。
 訴えによると、二〇〇一年度から大学院で同教授の指導を受けていた女性は、度々、どなられたほか、二〇〇二年六月には体に触られたり、逃げようとした際、胴にしがみつくなどのセクハラを受けた。その後、女性は休学を余儀なくされ昨年八月、退学。大学は昨年三月まで実質的な調査をしないなど適切な措置を取らず、教授の行為をエスカレートさせたとしている。
 同大学の酒井彰事務局長は「ハラスメント委員会を立ち上げ調査したが、セクハラの事実は確認できなかった」としており、教授側も裁判でどう喝やセクハラを否定し争っている。


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女子大生にセクハラの教授を処分=熊本・祟城大

時事通信(12/03)

 熊本市の祟城大学(中山峰男学長)の芸術学部の男性教授(68)が同大の女子学生に胸を触るなどのセクハラ行為をしたとして訓告処分を受けていたことが3日、分かった。大学側が同日、記者会見し謝罪した。処分は1日付。
 同大によると、同教授は11月1日夕、研究室を訪ねてきた女子学生の胸を触ったり、キスをしたりしたという。同学生は「やめて下さい」と抵抗したという。この学生が翌2日、同大の心理相談カウンセラーに「性的に不快に感じ、ショックを受けた。教授の授業を受けたくない」などと相談したことから発覚。同大がこの教授や学生から事情を聴き、内部処分とした。
 同教授はこれまでもこの学生の気持ちを落ち着かせるために、手を握ったり、体を抱きしめるなどしていた。学生は特に不快に感じず、教授にもセクハラの意識はなかったという。同教授は胸を触ったことなどについて、「学生に不快感を与えたならおわびしたい。大変申し訳ない」と話している。(了)


[同ニュース]
宗城大学の教授がセクハラで訓告処分(熊本朝日放送12/03)

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2004年11月19日

山大セクハラ緊急対策協が初会合

朝日新聞(11/18)

 発表から2カ月 年度末にも防止策

 山形大学でセクハラ事件が相次いで発覚したことをうけ、大学側が未然防止策などを相談するために設けた「緊急対策協議会」の初会合が16日、学内で開かれた。同大の協議会設置表明から立ち上げまで2カ月を要し、教員有志が誠意ある対応と説明を求める署名を集めて仙道富士郎学長に提出したばかり。今後月1回のペースで開き、年度末をめどに再発防止策などをまとめる。

 委員会は10人で、学内からは池田大祐理事のほか、仙道学長の就任後にセクハラ事件があった工、教育、人文の3学部から教授が参加。学外の第三者としては、編集者の伊藤美代子さん、県医師会副会長の竹内輝博さん、弁護士の浜田敏さんの3人が参加している。

 同大の清家孝行総務部長によると、初会合では事務局側から一連の経緯の説明をした後、「学生が相談をしやすくする必要がある」「学内のセクハラ防止委員会のあり方を検討すべきだ」などの意見が出たという。

 会議は非公開だが、週内にも同大ホームページに議事内容を公開するという。

 同大では8月以降で6件のセクハラ事件が表面化。その後の対応でも「身内に甘い」との批判を受け、大学イメージの悪化による受験生の減少も懸念されており、「目に見える形」での対策が急がれていた。


[同ニュース]
山形大・セクハラ問題 緊急対策協が初会合 規則解釈の食い違い指摘(毎日新聞11/18)

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2004年11月18日

[取材ノートから]山形大学の教職員有志がセクハラ根絶などを求めて…

毎日新聞(2004/11/17)

 山形大学の教職員有志がセクハラ根絶などを求めて署名活動をした。同大で相次ぐセクハラ問題を受けたもので署名数は211人。小白川キャンパス(人文、教育、理の3学部)に限れば全教員の67%が署名したという▲信じたくはないが、一度ならずここまで深刻なセクハラ問題が続いたのは、それを生み出す「土壌」があったとしか思えない。改善には制度や規則だけでなく、関係者の意識改革が不可欠だ。その意味で学内で自発的な動きがあった意義は非常に大きい▲仙道富士郎学長が委員を任命した「緊急対策協議会」も16日やっと初会合を開いた。「問題を知り黙っていられなかった」と署名活動をした教職員らとも連携し、一刻も早く学生が安心して勉強できる環境を作ってほしい。
【大場あい】


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独協大教授、女子学生に性的関係強要 懲戒解雇に

毎日新聞(11/17)

 独協大(埼玉県草加市)の外国語学部の男性教授(55)が女子学生に性的関係を強要したとして、懲戒解雇されていたことが分かった。

 大学によると、教授は今年4月ごろ、学内外で女子学生に数回にわたり性的関係を強要した。女子学生が学内のセクハラ人権委員会に訴えて発覚。教授が事実を認めたため、7月の全学教授会で処分を決定した。

 教授が「処分が重過ぎる」と再審査を求めたが、学内の審査で「処分は妥当」と判断された。


[同ニュース]
55歳の独協大教授、教え子にセクハラ…懲戒解雇(読売新聞11/17)
セクハラで懲戒解雇=独協大教授「重大な人権侵害」(時事通信11/17)

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2004年11月11日

情報の一部公開せず 山形大セクハラ問題

朝日新聞(11/10)

 山形大学で教員によるセクハラ事件が相次いだ問題で、朝日新聞社が同大工学部の教授会議事録を開示請求したにもかかわらず、一部が不当に開示されていなかったことが9日、分かった。大学側は「手続き上のミス」としているが、存在そのものがないとされた議事録には、相次いで明らかになったセクハラ事件への対応に対する同学部教員の批判や、大学のイメージ低下による受験生減少を懸念する学部当局の危惧(き・ぐ)などが書かれていた。

 請求は9月7日、同大の情報公開取扱規則に基づき本紙記者が行った。「平成15(03)年度以降請求日までに開催された工学部教授会の議事録及び同会議で配布、提出、閲覧されたすべての資料」の開示を求め、翌月に開示決定が出た。開示資料は約500ページ分にのぼったが、9月2日に開かれた工学部の臨時教授会議事録(計4ページ)だけが公表されなかった。

 学内関係者からの指摘で分かったもので、同大で情報公開の窓口の総務課文書広報係は事実関係を認め、「教授会が終わったばかりで書類が完成していなかったため、見落とした」と説明、陳謝した。詳しい原因は調査中で、10日に開かれる同大情報公開委員会で報告される見通しだ。

 開示されなかった議事録には、教員が小山学部長にセクハラを訴えられた教授の処分を求めるなど、激しいやりとりが記録されていた。また、遠藤剛副学長が「大学存亡にかかわる問題」と厳しい認識を示し、小山学部長も「受験生の減少、女子高生の受験の減少などマイナス面に苦慮している」と述べていた。

 当時から、相次いで発覚したセクハラ事件が大学運営に深刻な影響を与えかねない状況と認識していたことをうかがわせるが、改善に向けた大学側の動きは鈍いまま。問題の臨時教授会から2週間後に再発防止に向けた第三者委員会の設置を表明しながら、いまだ初会合のめどはたたず、教員らが誠意ある対応と説明を求める署名を大学側に提出する事態となっている。


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2004年11月09日

セクハラ続発の山形大、教員有志が学長に真相究明要求

読売新聞(11/08)

 女子学生に対する教員のセクシュアル・ハラスメント(性的嫌がらせ)が相次いで発覚したのを受け、山形大の教員有志で作る「セクハラ問題を考える会」は8日、学生に事態を十分説明し、セクハラが起きた原因や大学側の対応の問題点を明らかにするよう求める教職員211人分の署名を、仙道富士郎学長に提出した。

 仙道学長は「何らかの形で説明責任を果たしたい」としているという。

 山形大では8月から6件のセクハラが発覚。うち工学部で起きた2件を巡っては学生と教授の間で示談が成立したなどとして学長への報告を怠ったまま、当事者の教授2人が依願退職している。


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