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 カテゴリー 京都大学任期制再任拒否訴訟

2005年05月20日

京都大学任期制再任拒否事件控訴審、5月18日大阪高裁(速報) 次回出月教授の証人尋問実現

桃福
 ∟●お知らせ最新情報

5月18日(水)午後2時30分から 第11民事部
(速報)出月教授(東大名誉教授)の証人尋問実現。
    法廷はどよめきにつつまれました。

6月22日(水)午前10時30分から 第9民事部(7階)
7月29日(金)午後2時から 第11民事部 出月先生の尋問


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2005年05月11日

京都大学任期制再任拒否をめぐる訴訟(井上事件控訴審)、出月康夫氏の「陳述書」

「京大再生研教授再任拒否をめぐる訴訟」ホームページ
 ∟●出月康夫氏陳述書(行コ53:041224) (PDF)

 東京大学名誉教授、日本臨床外科学会会長であり,平成14年京都大学再生医科学研究所(再生研)の教授である井上一知氏の再任審査に関する外部評価委員を務めた出月康夫氏の「陳述書」(2004年12月24日)が公開されました。
 この陳述書には,出月氏ら外部評価委員会が井上教授の再任について会議では全員一致で賛成し可とした審査経過,また「再任審査結果報告書」の作成段階(作成は議長に一任した)において,特に第2次ドラフト,第3次ドラフト過程において,京大再生研の山岡前所長の意見が入ってきたこと,さらに後日,山岡所長が「井上教授に再任申請を自主的に取下げるよう説得してほしい」と出月氏に依頼してきた事実経過などが語られています。
 最後に出月氏は,「所感」として,今回の再任拒否は「外部評価委員会での評価が全く無視されたもの」であり,「再生研協議員会は、外部評価を覆す結論を出しながら、その後、私達外部評価委員に対し、その理由に関する説明・報告も一切なく、それこそ外部評価を蔑ろにしている態度」をとった,また今回の事件は「大学教員任期制の導入の際に危惧されていた再任手続の恣意的濫用の問題が顕著に表れた典型例」であり,「再任審査が正しく行われるように設けられたはずの外部評価というシステムが踏みにじられたことは、社会的にも、今後の日本の任期制の将来にとっても、看過できない極めて大きな問題だ」と陳述しています。

 なお,前回リンク紹介した桃福さんのHPには,4月27日大阪高裁での証人尋問において「前所長は出月教授(東大名誉教授)への働きかけを認めました」とあります。実際,前所長は出月氏の「陳述書」の内容を認めたようです。

出月康夫氏の「陳述書」
http://ac-net.org/poll/2/shiryou/041224-chinjutsu.pdf

[今後の裁判の日程]
5月18日(水)(14時30分)大阪高裁第11民事部
6月22日(水)(10時30分)大阪高裁第9民事部

Posted by 管理者 : 掲載日時 2005年05月11日 00:01 | コメント (0) | トラックバック (0)
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2005年04月30日

京都大学任期制再任拒否をめぐる訴訟(井上事件控訴審)、4月27日証人尋問(速報)

最新情報(桃福)より

(速報)4月27日の裁判で、前所長は出月教授(東大名誉教授)への働きかけを認めました。

 5月18日(水)午後2時30分から 第11民事部
 6月22日(水)午前10時30分から 第9民事部


Posted by 管理者 : 掲載日時 2005年04月30日 02:58 | コメント (0) | トラックバック (0)
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2005年04月14日

京都大学任期制再任拒否訴訟(井上事件控訴審)、4月27日京大再生研前所長が証人として出廷

Academia e-Networkより

(2005-04-01)
京大再生研前所長が4月27日に証人として出廷(京大再生研教授再任拒否をめぐる訴訟)(48067)

平成17年4月27日(水)午後2時~午後4時30分
大阪高等裁判所本館2階202号(最も広い部屋)

園部逸夫元最高裁判事が法的な立場から井上教授を支援する意見書を、出月康夫東京大学名誉教授(日本医学会副会長)が山岡前所長の関与についての陳述書を本年1月に大阪高裁に提出したことを受けて大阪高裁は山岡前所長に出廷を要請した。

井上教授からのメッセージ「今回は、わが国において学問の自由が守られるのか、あるいは崩壊するのかというという事を決定する、日本の将来にとって極めて重要な法廷です。今回の裁判は天王山になりますので、一般市民の方々、メディアの方々など、多くの方々に法廷に来ていただく事が大切です。ご協力のほどをなにとぞよろしくお願い申し上げます。」


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2005年01月28日

京大再生研教授再任拒否をめぐる訴訟

■京大再生研教授再任拒否をめぐる訴訟
http://ac-net.org/poll/2/

(2005-01-28)
予定:2月28日(金)14:30 より大阪高等裁判所(京大再生研教授再任拒否をめぐる訴訟)(35982)
抜書『2月18日(金)14時30分 大阪高等裁判所7階72号(第9民事部) 控訴人(井上教授)の証人尋問
2月25日(金)13時15分 大阪高等裁判所7階74号(第11民事部) 』
-井上一知教授陳述書(行コ53:050107)(2005.1.7)
-園部逸夫元最高裁判事意見書-任期制採用教授の法的地位の評価と失職通知の行政処分性について-

(2005-01-28)
園部逸夫元最高裁判事意見書-任期制採用教授の法的地位の評価と失職通知の行政処分性について-(2005.1.10 大阪高等裁判所提出)(京大再生研教授再任拒否をめぐる訴訟)(35965)
抜書『そうすると、任期制を前提としても、教員には再任申請権(再任申請に対して所定の審査基準、再任要件に基づいて判断を受ける権利)があると解されるのはもとより、再任請求権(適法な再任申請をすれば再任される)があると解することは十分に可能である。一歩進んで、任期制法の下においても、当該「任期」は本来の確定期限ではなく、その任期の満了日までに行われる再任審査で再任を否とされれば失職するという失職条件(解除条件)と解することも可能であると思われる。』

(2005-01-27)
大阪高等裁判所提出:井上一知教授陳述書(行コ53:050107)(京大再生研教授再任拒否をめぐる訴訟)(35917)
抜書『・・・(4) 今回の京都地裁の不当な社会正義に反する判決に対して、尾池和夫京都大学総長は自ら、研究者としての良心と、学問の自由を守るための公正・公平な社会的視点から強い非難声明を出されました。
 さらに、園部逸夫元最高裁判事は、今回の一件を、わが国における学問の自由を崩壊させる危機的事態と捉えて憂慮された結果、学問の自由を守らねばならないという社会正義に基づいた強い信念のもとに、私達の意見に賛意を表されて、大阪高等裁判所に新たに意見書を提出されました。
 私達は、大阪高等裁判所のご決断に大きな期待を抱いています。』

全文


Posted by 管理者 : 掲載日時 2005年01月28日 02:02 | コメント (0) | トラックバック (0)
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