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 カテゴリー (公)札幌市立大学

2005年04月24日

札幌市立大学、名称、正式に決定-大学設置申請へ

毎日新聞(4/23)

 札幌市が06年4月の開学を目指す市立大学の設置準備委員会が22日、市内のホテルであり、27日に文部科学省に大学設置認可申請の手続きを取ることが報告された。名称は正式に「札幌市立大学」と決まった。

 申請では、デザイン学部デザイン学科(入学定員80人)と看護学部看護学科(同)があり、デザイン学部には「空間」「製品」「コンテンツ」「メディア」の4コースを設置する。市立高専のある南区・芸術の森、市立高等看護学院のある中央区・桑園の2カ所にキャンパスを置く。この日、委員会の解散も決めた。


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2005年01月29日

札幌市立大初代学長に原田氏 筑波大大学院教授、デザイン学の権威

北海道新聞(1/28)

 人選が難航していた二○○六年四月開学を目指す札幌市立大学(仮称)の初代学長に二十七日、筑波大大学院人間総合科学研究科教授の原田昭氏(62)が就任することが内定した。札幌市の上田文雄市長が同日、記者会見して明らかにした。

 原田教授は大阪府出身。東京教育大を卒業後、民間のデザイン研究所の計画部部長などを経て、一九九三年に筑波大教授に就任。昨年三月まで日本デザイン学会とアジアデザイン学会の会長を歴任。「感性工学」という新しい分野を築き、現在は同大大学院の感性認知脳科学専攻長のほか、日本感性工学会の会長も務めている。

 原田氏は、市が昨年秋に募集した公募教員の一人で、昨年末に教授としての採用が内定。市の要請で二十五日に来札した際、上田市長から直接要請された。

 原田氏を選考した理由について上田市長は、市立大学の管理・運営に対する高いマネジメント能力とリーダーシップが期待できることや、市立大学の役割や将来像について明確な展望を持っているなどと説明した。

 学長予定者の選考をめぐっては、昨年八月に初代学長への就任が予定されていた名古屋市立大大学院の川崎和男教授が辞退し、その後、別な候補者の名前も浮上したが、実現しなかった。

 原田氏は「突然のことで驚いている。重い責任を背負うことになったが、全力を尽くし、つくってよかったと言われるような大学にするために努力したい」と話している。


[同ニュース]
札幌市立大:初代学長に原田昭氏内定(毎日新聞1/28)
札幌市立大学長に原田氏内定 筑波大院教授 デザイン界の第一人者 (朝日新聞1/28)

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2005年01月27日

来年4月開学目指す札幌市立大 学長選考タイムリミット

北海道新聞(1/26)

 二○○六年四月の開学を目指す札幌市立大学(仮称)の学長予定者選考の「タイムリミット」が、迫っている。札幌市は北大大学院経済学研究科長・学部長の内田和男教授の起用方針をいったんは固めていたが、二十一日の記者会見で上田文雄市長は方針転換を表明し、学長選びは白紙に戻った。市は「候補はまだいる」と強調するが、二転三転の大混乱の中、意中の人物がすんなり引き受けてくれるのか不透明だ。

 「『内田さんで動いている。市長も了解している』と、市から説明を受けたばかりなのに…」

 札幌市議会のある議員はこういぶかる。市議が説明を受けたのは十七日。それからわずか四日後に「要請はないし、今後もない」(上田市長)と方針が転換されたからだ。

 内田教授は○一年に発足した「市立高等専門学校・高等看護学院の大学化懇話会」の時代から大学構想にかかわっており、○三年に大学設置準備委員会が設置されると同時に委員長に就任。これまでの論議を熟知していることなどから、市は起用方針を固めていた。

 内田教授の専門がマクロ経済ということを指し、「デザインと看護の融合というテーマを持つ大学を、専門外の人に任せて大丈夫か」との声もあった。しかし、デザインと看護の融合は、産業界との連携ができてこそ実現するだけに、「産業界にパイプを持つ内田教授はうってつけ」と、議会内でも大方は歓迎の意向を示していた。

 市は「正式な要請はしていない」ことを盾に、断念した経緯に口をつぐんでいる。ただ、関係者の一人は「内田教授から明確に断られたと聞いている」と打ち明ける。

 背景にあるのは、内田教授以前に就任を要請していた福祉工学系の研究者の存在。初代学長への就任が内定していた名古屋市立大大学院の川崎和男教授が昨年八月に辞退してから、市は「川崎氏のイメージを払しょくできる人物を」と、北海道にも縁のあるこの研究者に狙いを絞った。

 市は粘り強く要請を続けたが、この研究者は研究活動が半ばということもあり固辞。昨年末に断念した経緯がある。

 問題は、この研究者に要請していた経緯が、準備委員長である内田教授に詳しく知らされていなかったこと。その上、要請の経緯が部外者に漏れていたことを知り、市側の情報管理のあり方に疑問を抱いたとみられる。

 学長選考のタイムリミットは、文部科学省に大学の設置申請を行う四月。上田市長は「候補は二、三人いる。必ず間に合わせる」と強調するが、二転三転した経緯を知ったうえで、就任要請を受けてくれるのか不透明だ。

 しかも、大学に採用されなかった市立高専の教員らが昨年十月、「採用過程が不透明」などとして職員組合を結成。一部生徒や父母の間にも市側の対応に不満が高まっており、開学に向けて解決すべき課題は山積している。

 上田市政にとって、待ったなしの状況は今後も続く。


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2005年01月23日

札幌市立大学長の内田教授就任、市が要請を断念

北海道新聞(1/22)

 札幌市の上田文雄市長は二十一日の記者会見で、二○○六年四月開学予定の札幌市立大学(仮称)の学長予定者に起用する方針を固めていた北大大学院経済学研究科長・経済学部長の内田和男教授(58)への就任要請を断念したことを明らかにした。

 市の大学設置準備委員会委員長を務める内田教授が、市が水面下で進めた学長予定者選びの経緯などに疑問を抱いたことが原因とみられる。文部科学省への大学設置申請が四月に迫る中、学長選びは白紙に戻った。上田市長は「(内田教授への就任要請は)ないし、これからもない。早急に(予定者を)決め、その時点で公表したい」と述べた。

 内田教授は市立高等専門学校・高等看護学院の大学化懇話会の○一年発足時から市立大学構想にかかわり、○三年に大学設置準備委員会が設置されると同時に委員長に就任。大学運営にも深い見識を持つことから、市は学長への起用方針を固めていた。

 内田教授は「(名前が浮上した後)市側に『自分自身もいろいろ情報整理をしたいことがある』とはお伝えした。大学設置準備委員会の委員長については、職務を全うしたい」と話している。

 学長起用をめぐっては昨夏、内定していた名古屋市立大大学院教授の川崎和男氏が辞退した経緯がある。


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2005年01月16日

札幌市立大、学長に内田・北大教授-市が方針 週明けにも要請

北海道新聞(1/15)

 二○○六年四月の開学を目指す札幌市立大学(仮称)の学長予定者について、札幌市は十四日までに、市の大学設置準備委員会委員長で、北大大学院経済学研究科長・経済学部長の内田和男教授(58)を起用する方針を固めた。週明けにも内田教授に就任を要請する。

 内田教授は名古屋市生まれ。大阪大学大学院を修了後、北大経済学部講師、助教授、教授を経て、一九九八年から学部長に就任。専門はマクロ経済で、日本経済学会理事なども務める。

 市立大学構想には、○一年十一月に発足した「市立高等専門学校・高等看護学院の大学化懇話会」の時代から座長としてかかわっており、○三年に大学設置準備委員会が設置されると同時に委員長に就任。大学化に向けた論議を熟知しており、北大でも法人移行準備委員会の幹事会のメンバーを務めるなど、大学運営について深い見識を持つことから、就任を要請することになった。

 初代学長には当初、名古屋市立大大学院芸術工学研究科の川崎和男教授が就任する予定だったが、教員の選考方法などをめぐり、川崎教授が市側に強い不信感を抱いたことから昨年七月に就任を辞退。市側はその後、別の大学教授に就任を要請していたが固辞され、昨年末に要請を断念した。

 内田教授は北海道新聞の取材に対し「就任要請については即答は避けるつもりだ。ただ、(大学設置準備委員会の)委員長として、学長予定者が決まらない事態の責任もあるので、市との話し合いには真摯(しんし)な姿勢で臨みたい」と話している。


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2004年12月29日

札幌市立大学(仮称)、第6回設置準備委員会議事録

(仮称)札幌市立大学のホームページ
 ∟●第6回(仮称)札幌市立大学設置準備委員会概要
 ∟●第6回(仮称)札幌市立大学設置準備委員会議事録
 ∟●第6回設置準備委員会 資 料

 ……札幌市では、市立大学の設置につきましては、市民の皆様方の貴重な税金を財源として設置する公立大学であること、また、市民に開かれた大学を目指すということから、その手続の透明性の確保、あるいは、広く市民論議を行い、それを踏まえた公開の大学設置準備委員会の審議を通じて合意された内容を尊重するということを大原則としてこれまでも準備を進めてきたところでございます。
 そうした中、去る7月23日に川崎先生にもご出席いただきまして開催されました第5回大学設置準備委員会で、教員募集につきましては、原則、公募により行い、一般公募に先立ち、高専・高看からの学内募集を実施することとし、準備委員会で決定した教員の採用方針、選考基準に基づいて、教員選考委員会委員の合議による選考を経て採用予定者を内定することとされたところでございます。
 しかしながら、その後、川崎先生から、高専教員の大学教員としての採用に関しては、英語で授業ができることを条件とする、また、白紙委任状を提出させるなどの新たな採用条件を付加して行いたいとの意向が示されました。
 しかしながら、これらの条件は大学設置準備委員会の合意事項を逸脱しておりますし、札幌市といたしましても受け入れがたいものと判断させていただきました。
 そのため、札幌市の考え方などについてご説明させていただこうとしたのですけれども、7月31日に、川崎先生から上田市長あてに、「辞退します」という表題で、教員選考などに関する札幌市との考え方の相違により学長予定者をやめざるを得ないとの内容の電子メールが届きました。
 そのため、福迫副市長などが2度にわたって札幌市の考え方などについてご説明にお伺いしたのですが、ご理解をいただくことができず、最終的には、上田市長が8月16日に川崎先生にお会いしてお話しをさせていただきましたが、残念ながらご辞退のお申し出を受諾せざるを得ない旨お伝えし、8月19日にその旨を記者発表したところでございます。……

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2004年11月11日

札幌市立大教員不採用 「カリキュラム適合性を重視」 市が選考基準を説明

北海道新聞(2004/11/10)

 二○○六年四月開学予定の札幌市立大学(仮称)の教員選考で、応募した市立高専教員の四割が採用されなかった問題について、市の大学設置準備室は九日、不採用となった教員十二人に対し、選考基準などについての説明会を開いた。
 十月二十九日の不採用教員らで組織する市教育関係職員組合(委員長・畑俊明助教授)との団体交渉で、組合側から採用基準について質問が出た。
 ただ、採用基準自体は団体交渉の協議事項に含まれないことから、団体交渉とは別の説明会という形で開いた。
 教員側七人、大学設置準備室から橋本道政室長ら四人が出席した。準備室側がこれまでの経緯と教員の選考基準などについてあらためて説明した。
 準備室側は「市民論議をもとに基本計画はつくられた。カリキュラムはその理念に沿ってつくられ、教員選考は、カリキュラムに適合した教育研究をできるかという観点に重きをおいた」などと説明したが、教員側は「新大学の基本計画に掲げられている、理念とカリキュラムが合致していない」などと反発した。話し合いは二時間半に及んだが、平行線のままだった。


Posted by 管理者 : 掲載日時 2004年11月11日 01:03 | コメント (0) | トラックバック (0)
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