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2004年10月08日

富士大学助教授配転・解雇事件の経過と真相(本訴1年)

「富士見ネット通信」第8号より

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富士大学助教授配転・解雇事件の経過と真相(本訴1年 特集版)
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1 事件の経緯
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 富士大学教育裁判の原告・川島茂裕は、1953年(昭和28)、東京に生まれました。千葉大学教育学部卒業後、東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程、一橋大学大学院博士課程経済学研究科を修了。東京・千葉・神奈川に所在する高校・大学の非常勤講師を経て、1994年(平成6)4月に、岩手県花巻市にあります富士大学に、経済史・日本経済史・ゼミ3科目、合計5科目担当の助教授として採用され、赴任してきました。富士大学は、前身の奥州大学閉校後、1965年に開学した経済学部のみを有する私立の単科大学です。
 川島茂裕(以下、原告と称します)は、2001年8月、学校法人富士大学理事長(以下、被告と称します)から、助教授から図書館勤務の事務職員への異職種配置転換の通告を受けました。以後、4年生対象のゼミ1科目を除いて授業を行なうこと、教授会出席、研究室の利用、研究教育費の支給など、教員としての権利一切が認められず、事務職員としての勤務を続けながら、同年11月、盛岡地裁に、地位保全・研究室貸与を求めて仮処分申請を行ないました。翌2002年4月、申請をともに認める決定が出され、その決定が、理事長に送達された即日、解雇の通告を受けました。
5月に再度、地位保全、賃金仮払、研究室貸与の仮処分を申請し、2003年7月、これもすべてを認める決定が出されました。
 同年8月、原告のもとに、裁判所から、被告が提訴した起訴命令申立書という書面が届きました。ひと月以内に本訴しないと、仮処分の効力が無効になるというものでした。今回に至る3度目の裁判を提訴するように仕組んだのは、被告側です。そこで、9月、原告は盛岡地裁に、解雇無効、賃金支払、損害賠償・慰謝料700万円の支払を求めてやむなく本訴しました。
 提訴以後、1年間で5回の口頭弁論が開かれています。本来ならば、ひと月に1回位のペースで法廷が開かれるはずですが、2〜3か月のペースです。負けそうな側が引き延ばすというのはよくきかれることですが、他の事情として、2回の仮処分で、原告に完全勝訴の決定を2回とも出した現裁判長の転任を被告が待っているということもあるのでしょう。この分では、地裁判決まで数年以上、高裁も数年かかり、最高裁決着時には、原告(現在51歳)が定年(67歳)を迎えているという事態になりかねません。


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2 被告が主張する解雇事由
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 提訴後、1年を経て、このほど、ようやく解雇の事由が、被告側から全体的に示されました。被告が主張する解雇事由は、以下の通りした(準備書面をほとんどそのまま引用しています)。

「 峽从兒法弋擇咫崙本経済史」について、通常の大学の経済学部で行われるオーソドックスで標準的な講義を行わず、特定の時代・地域・テーマに偏った講義を行ったこと。
◆峽从兒法廚函崙本経済史」は異なる科目であるにも拘らず、講義を全く同一のテーマで行い、しかもそれを誤魔化すために年度を変えて交互に行ったこと。
9峙舛涼罎如⊆業の主題とは関係のないことに多くの時間を割き、授業の主題に費やした時間は僅かであったこと。
ぁ峭峙岨駑繊廚覆襪發里鬚燭惜斉匹澆垢襪世韻旅峙舛任△辰燭海函
ァ峽从儚悄廚亡悗垢覺霑鍛亮韻魴腓、重要な概念や経済用語の解説も行わない講義であったこと。
Χ軌蘓Πとして、就業規則に定める勤務時間の5割程度しか大学に勤務しておらず、労務の提供という点においても、債務不履行が生じている。」

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3 教育研究内容に関する原告の反論
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 被告の主張する解雇事由について、原告側は、以下のように反論しています。

「^貳麺論や抽象化された通史を講じても、本当に身についた理解を得ることはできない。特に、原告が担当した「経済史」「日本経済史」は、初学者ともいうべき1、2年生を対象としているから、高校までに修得した歴史に関する知識をもとにしつつ、学問としての経済史的な「ものの見方」を身につけさせる「転換教育」としての意義を重視される。このような点からすると、「特定の時代・地域・テーマ」に絞った講義を行うことは、経済史的な「ものの見方」を身につけさせる上で有効な方法であり、また、個別・具体的な例から抽象化して全体的な理解へと昇華させていく方法は経済史に限らず広い分野で活用されているが、経済史においても、「特定の時代・地域・テーマ」を講義することは、現代の資本主義経済を理解させる上で有意義な方法である。「特定の時代・地域・テーマ」を取り上げて講義をすることは、富士大学で引き継がれてきた方式であり、原告のみが異端の方式を採用しているのではない。原告は各年度の講義の「目標」を達成するための「手段」として「特定の時代・地域・テーマ」をとりあげているのであり、この「目標」とは「経済(学)を歴史的に把握する(経済史)ための基礎概念」の獲得にあり、まさに経済史および日本経済史の講義と呼べるものである。
被告は、実際の講義内容を知らずして、シラバスの文言と、短期間かつ短時間の授業参観のみをもって非難しているにすぎない。
H鏐陲非難する「論文レポートの書き方・まとめ方」「図書館の利用方法」などは、原告がこれまでの学校教育のなかで勉強(研究)方法の訓練も受けてきていないことも考慮して実施していたもので、1年生には適切有益な講義である。実際に、この講義につき、教務委員会などから問題視されたこともない。原告は、着任早々に、学生のレポート作成能力が劣っていること、その原因が図書館での調査活動能力が身についていないことに気付き、着任2年目の平成7年度から図書館利用教育を始め、図書課長に依頼し、「経済史」の授業中に行うことを継続してきた。……原告の講義は図書館利用の基礎的な方法などと経済史の講義内容に即した文献検索の方法であり、経済史のみならず、大学での学習を行ううえで有益なものである。
と鏐陲「棒読み」と評価する資料の読み聞かせも、その部分が重要で、教育を行う上で欠かせないものであれば、それが講義の方法として不適切なものとは言えない。
ソ斗廚雰从冤儻譟Τ鞠阿砲弔い得睫世鬚垢襪海箸蓮原告も行っていた。」

 被告の主張する解雇事由が、本当に解雇に相当する授業内容だったでしょうか。

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4 勤務に対する原告の反論
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 被告が主張するΔ梁膤惷軌の勤務について反論をご紹介する前に、被告大学においては、タイムレコーダが設置され、教員に対してもその打刻が就業規則で義務付けられている珍しい大学であることをお知らせしておきます。以下、反論です。

「被告の主張する「所定勤務時間の労務不提供」の有無を判断するにあたっては、大学教員の勤務が一般の労働者の勤務とは異質のものであることを考慮しないといけない。
(1)大学の教員の職務は、勤務時間という概念になじまない性質のものであり、長年の慣行もそのようなものとされてきた。教育・研究活動は、時間や場所を問題としない点で一般の労働者の労働提供方法と大きく異なっている。
(2)教育・研究活動は「大学」に在校する時間に限定されず、深夜におよぶことが多いし、場所も自宅、他大学、研究対象地など多様であり、学会、研究会への参加などもある。従って、勤務の場所を「大学」に限定して労務不提供の有無を判断することは出来ない。
(3)講義は出校して行われるのが普通であるが、講義のための準備は出校している時間帯だけで行われるのではなく、自宅で出校前や夜間に行われるし、休日に行われることもある。これらの時間を勤務時間として大学が管理することは極めて困難である。
(4)長期休暇中の論文執筆や調査活動なども研究にとって不可欠のものである。
(5)土・日曜日にも各種学会、研究会に参加することが多いが、これは学会の研究の進展に追いついていくために必要不可欠なことである」。
(6)「大学教員の勤務は大学・自宅・出先など場所や時間を問わない教育・研究活動の連続であって、勤務の場所と時間を「大学」に限定して教員の労務提供の有無と程度を判断することは、教育・研究活動の本質からみて許されず、大学以外での教育・研究活動も考慮しないと大学の教員の「勤務時間」を把握することは出来ない。……被告も、教育職員の勤務の特殊性を認め、勤務日を出校日と非出校日(出校しない勤務日を原告が便宜上名付けたもの)に分け、非出校日については教育職員の自主選択に委ね、ただ、総務部に学外研究・研修計画書を提出することを義務付けていただけであった。就業規則が改正されてもこの制度自体に変更はなく、非出校日については計画書を提出し、許可を得なければいけないとしているが、運用の実態は届出制と変わらず、教育職員の自主性と良識を信頼していると評価しうる。また、勤務時間についても教育職員には定めていない。
(7)「就業規則の改正によって、教育職員を含む「職員」がすべて7時間50分の勤務時間制の適用を受けるように定められたが、被告は、改正時に、教育職員には適用にならない旨の説明をしていた。即ち、平成12年9月20日の教授会で改正内容などの説明が行われた際、青木繁副理事長(現理事長)が、就業規則は事務職員のみ適用になり教育職員には適用しない旨の説明をしている。」
 この他に、1999年4月〜2001年7月の原告の勤務状況を日ごとに詳細に掲げ、「原告は「所定出勤日」とされる553日をこえる567日(102%) を勤務し、その勤務総時間数は4143時間54分(99%)となるので、「所定勤務時間の労務不提供」とされる事実はない」と反論しています。
 大学教員には、勤務の特殊性があることをご理解していただけたでしょうか。上掲の反論によって明らかなように、被告側の主張は、難癖付けや上げ足とりにもなっていません。解雇事由がまったくないにもかかわらず、もっともらしい事由を裁判になってからかき集めてきたことがお分かりいただけたことでしょう。それならば、被告理事長が、原告を解雇した真相は、何だったのでしょうか。

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5 事件の真相と背景
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 大学教員も含めて、労働者を使用者(経営者)が解雇する理由で、現在、一番多いと思われるのが、整理解雇です。経営不振による人件費の節約のためです。しかし、経営状態(経理)をよく調べてみると、本当に経営の悪化によるものではなく、また、労働者の能力によるものでもなく、人選の基準に不当な理由が隠されていることがよくあります。また、経営者の組合に対する嫌悪から解雇されることもあります。これは、表だって主張すると労働関係の法律に抵触することになりますので、他のもっともそうな理由(些細なミスなど)を探し出して、真相を隠したまま、別の事由をおもてに掲げるということもあります。
富士大学助教授配転・解雇事件の場合、被告が解雇の根拠として上記で掲げた事由は、もっともらしい別件だったことが、よくおわかりいただけたことと思います。それでは、真相は、何だったのでしょうか。原告側書面から引用します。

 「被告の青木伸理事長が原告に対する嫌悪感を直接、表明したのは、平成10年(1998)10月の教授会からである。その教授会において、青木伸理事長から、教員の具体的勤務に関わる「教員も毎日出勤し、終日勤務するように」という、当時の就業規則や被告大学教員の勤務の特殊性・労働慣行を無視した発言があった。これに対して、原告が反論すると、問題をすりかえて、原告の講義内容に対する批判をはじめた。このやりとりを被告は、「問題の本質は話のきっかけではなく、原告の授業の内容なのである」、「青木伸理事長が(シラバス上の表現をみて)問題提起した」と主張しているが、そのようなことではない。この時、岡野学長は、理事長の発言に同調せず、逆に理事長をなだめることで仲裁に入っていた。青木伸理事長は、この時以降、原告を「背徳」者と見なし(仮処分事件の際の青木伸理事長陳述書)、「授業参観により内容チェック」(同陳述書)を行うようになった」。

 見ていただきましたように、被告は、原告のシラバス(授業計画書)を問題視し、2001年4月から、原告の授業参観と称した審査を行い、弁明の機会もまったくあたえず、同年7月に、教授のみによって構成される正教授会を開いて、原告の「経済史担当不適任」を決議したのです。以下、冒頭に紹介した一連の配転・解雇経過をたどります。
 なお説明しておきますと、通常、大学教員の解雇は、教授会決議の有無や必要性について争われるのが、他の労働者の解雇事件とは異なっているところです。この事件の場合、教授会や教員組織での解雇審議・決議は、まったく行なわれていないどころか、理事会での決議さえありませんでした。被告は、常勤理事会と称する規則もない(公表されていない)、理事長・副理事長父子・学長の3人で、配転・解雇を決め、理事会には、解雇後、後追いで伝えたのみでした。

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6 配転時に頻発した人権侵害事件
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 裁判所に対して、原告は、700万円の慰謝料・損害賠償の請求を行なっています。これも、他の職種の労働者の解雇事件とは異なる点です。この根拠は、教員から事務職員に異職種配転され、教育研究の機会を奪われたことによりますが、その際、2002年3月に、「守衛業務・学内定時巡視・学内美化」という業務命令が発せられたことを主な根拠としています。現業職員への2度目の異職種配転命令でした。その際に、別室という、いわゆる隔離室が勤務場所をされました(現業職でありながら、別室勤務というのも変です)。その最中に人権侵害事件が頻発していたからでした。その2例を原告側書面から紹介します(事務職員の人名を仮名としました)。

 「同(2003年3)月18日、原告が、図書館事務室へ行くと、図書館の備品として原告が使用していた机がなかった。原告が、朝礼中、挙手して、この点について抗議したが、解散を宣告され、聞き入れられなかった。その後、副理事長(現理事長)・T・M総務部長心得が来て、3人で原告の周りをとり囲み、「移動しろ」と言われた。とくに、T事務局長代理から、耳元に大声で「移動しろ」とどなられた。原告が黙ったままでいると、副理事長が「不退去罪で警察に通告するぞ」と耳元で叫んで恫喝した。そのため、原告が図書館事務室を出て、別室へ行こうとすると、Tが尾行して、別室の前までついて来て、「カギをあけろ」と言うため、原告が、鍵は施錠された別室内にある旨を説明すると、管理課に戻って、マスターキーをとって来させられた。同日午後3時10分頃、トイレへ出ていくと、図書館の出入口でTが進路に立ち、原告が「トイレ」というとトイレ入口まで付いてきた。原告がトイレから出てくると、図書館出入口のドアの前に立ち、再入室できないようにしたうえで、「移動しなさい」と高圧的に言った。」

 「同月19日午前8時41分頃、図書館で研究をしていると、Tが来て「職場離脱」と言ってきた。原告が、別室へ行こうとすると、追いかけてきたので、中から鍵をかけた。同日午前11時頃、原告が図書室にいると、Tが来て、原告の進路の前に立ったり、追いかけまわされたりしたので、管理課事務室に避難した。同日午後4時頃、原告が図書館閲覧室において学生を指導している最中に、理事長、副理事長・T・Mら4人が、その学生をとり囲み、理事長が「関係ないでしょ。帰りなさい」と自分の体を接近させながら、脅迫し、帰らせた。そこで、原告は、別室へ戻ったところ、理事長ら4人とも付いて来て、さらに理事長は、原告の側で監視していた。同日午後5時頃、理事長は、近くに止めてある公用車内から室内を覗きこんでいた。」

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7 被告主張の最大の問題点
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 被告は、以下のような注目(患う)すべき主張を行なっています。

「仮に、理事長、理事、理事会には、学校経営上の管理業務を実施する権限しかないとすれば、学校法人制度の根幹が揺さぶられ、私立大学の存立の意義を否定することになる。また、本件を個別案件として見ると、理事長がシラバス修正を要請するにあたっては、学長、経済学科の教授、教授会等、教学部門の意見も踏まえており、実際のシラバス修正の指示は教学部門の長である学長が行っており、教学部門の判断によるものである。」

この点について、原告は、全面的に争い、次のように反論しています。

 「しかし、第1に、被告が、理事長・理事・理事会には、学校経営上の管理業務を実施する以上の権限があると主張するが、その根拠となる法令は存在しない。……第2に、シラバス修正を発議したのは、「学長、経済学科の教授、教授会等」ではない。
 「教学部門の意見」を踏まえて、「教学部門の長である学長が行っており」というのも事実ではない。経済学科の教授や教授会が発議したのでもない。「理事長がシラバス修正を要請する」と明記されているように、青木伸理事長が主導したことは明らかである。私立学校法人理事長が、私立学校法を遵守して、教学部門に対して、その介入を抑制すべきは、今般成立した衆参両院の「私立学校法の一部を改正する法律案に対する附帯決議」において、「三、理事長及び理事の権限の明確化に当たっては、私学の教学面における自律性の確保を図るよう配慮すること。」(衆議院文部科学委員会、平成16年4月14日)、および、「三、理事長及び理事の権限の明確化に当っては、教学面における自律性の確保を図るよう配慮することなど、評議員会、教授会等との信頼関係の確立に努めること。」(参議院文教科学委員会、平成16年4月27日)と注意を喚起している通りである。」

 大学では、憲法23条(学問の自由)の見地から、経営者による教育研究に根拠を置かない授業内容への介入が、厳しく戒められています。被告は、大学教員の教育研究内容についても、理事長が介入できると主張しているのです。

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8 原告の今−被告に抗して−
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 原告は、事務職員に配転された後、一人でも入れる岩手県私立学校教職員組合連合(岩手私教連)に加盟し、2回の団体交渉を行ないました。同時に、岩手県労働組合連合会(いわて労連)の全面的なご支援をいただいています。
 2003年7月、解雇仮処分に勝訴後、職場に復帰しても、現在に至るまで、研究室を貸与されるのみで、授業を受持たされない、研究室に備え付けのパソコンは貸与されない、図書館の書庫に入ることは許されない(入庫したら、T大学事務局長が追いかけまわしたことがありました)など、不当な扱いを受け続けています。そこで、原告は、同じくイジメに遭っている教員と組合を結成し(岩手私教連富士大学分会)、分会長(委員長)です。
 事務職員配転後の2001年8月には、「川島茂裕さんを支援し大学教員の教育研究と身分保障を考える会」が結成されています。富士大学教職員への呼びかけ、メールニュースの発行、裁判費用のカンパなど物心両面で原告を支えてくださっている組織です。
 また、国民救援会(岩手県本部、県内各支部も含む)、日本科学者会議(岩手支部も含む)のご支援もあります。さらに、裁判ニュースを発行し、傍聴の呼びかけを行なう富士大学教育裁判を見つめる市民ネットワーク(富士見ネット)も作られ、多数の市民の皆様にご支援をいただいています。

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富士大学教育裁判を見つめる市民ネットワーク
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2004年09月27日

富士大学解雇事件、9月24日第5回口頭弁論の報告

富士見ネット通信7号より転載

9月24日、第5回口頭弁論のご報告です。毎度のごとく、約10分で終了しましたが、実はその内容は、以下のように、たくさんたあったのです。

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(1)書面の確認
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法廷では、はじめに、前回以後、裁判所や相手方に提出された書面の確認をします。本来ならば、その内容を双方の弁護士さんが、陳述・主張するのですが、これを省略してしまいます。そこで、裁判長は、「この(準備書面)ままで(変更なく主張したことにしますが)よろしいか」と、双方の弁護士さんに確認しています。
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(2)どのような準備書面が提出されているか
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・被告側からは、前回の法廷直前に解雇事由をまとめて主張した書面と、今回までに、原告の出勤日数は、所定日数の59%、所定時間の47.7%にすぎないという書面が提出されています。
・原告側からは、解雇事由に全面的に反論した書面と、大学教員の職務は時間管理になじまない特殊な性質のものである、それは被告も認めている、所定勤務日数・時間が存在しない、就業規則の勤務時間制を適用しない旨を被告理事長も教授会で明言していた、被告の主張に即して計算すると所定勤務日数の101%、時間数の99%であること、を3年間の詳細な勤務実態表で反論しています。そもそも原告には、遅刻・早退、欠勤は0(ゼロ)です。さらに、研究室の使用権にかかわる主張書面が提出されました。
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(3)原告側の書面に対する被告側弁護士の反応
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「(原告側からの準備書面を)検討して、必要なら11月半ばまでに反論したい」。富士大の理事長が、被告席で、書面と書証を見ていましたから、その席で被告弁護士からはじめて見せられたのでしょう。
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(4)今後の進行について
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裁判長「証人申請について。立証計画についての準備は可能か?」と双方の弁護士さんに尋ねています。前回、裁判長から「陳述書の準備をしてください」といわれています。この意味は、そろそろ証人尋問に入るので、証言者のリストアップと、その方に陳述書を書いていただいて、その方に実際に証言していただく必要があるかを判断するので、そのリスト(証拠申出書といいます)を、次回までに提出してください、ということです。年明けから、いよいよ証言がはじまります。
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(5)正教授会議事録の原本提示について
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原告が事務職員に強制的に異職種配置転換された際、被告が根拠としたのが、正教授会という教授のみで構成される人事教授会の審議の結果でした。その正教授会で、原告が反論の機会さえ与えられずに「経済史担当として不適任である」と決め付けらました。そこで、本当にそのようなことが決議されたのか、証拠として提出されている議事録の原本を見せて欲しいと、前回の法廷で主張していました。
 これに対し、裁判長は、左陪席裁判官(判決文の原稿を書く役割の若手裁判官)と相談したうえで、「裁判所は入らない(関知しない)ので(終了後)廊下で(行って欲しい)」とのことでした。そこで、廊下でのやりとり。議事録の裁判所に提出される前の原本のみを見せてきたので(議事録署名人の朱印が入っていました。その署名人は、理事長自身や学長補佐という自作自演ということばそのままです)、当方「前後の議事録も見て比較しないと、それが本当に議事録かわからないので、ファイルごと見せて欲しい」。被告側弁護士「改竄したというのか」といいました。次回、ファイルごと持参してくるのでしょう。これが議事録であったとしても、解雇を正当化する証拠にはならないものです(正教授会では解雇決議はしていませんので)。念のため、ということです。
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(6)次回の第6回口頭弁論日程
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11月19日(金)午後1時10分から、盛岡地裁301号法廷にて。今回、被告側弁護士さんは、裁判長が提示した上記日程に、すぐ同意しました。それにしても2か月後です。
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(7)証人尋問の直前まできました
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次回には、その氏名が明らかになります。証言を楽しみにしておられる皆様、その予習のため、次回はぜひ傍聴にお越しくださいませ。

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2004年09月24日

富士大学不当解雇事件、本日第5回口頭弁論のお知らせ

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第5回口頭弁論のご案内
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9月24日(金)第5回口頭弁論が開催されます。
12時半から、内丸教会(岩手医大循環器センター西側)にて、資料配布と法廷内容の予習の会があります。1時前に、盛岡地裁1階西側の道交待合室にお越しください。石割桜のある正面入口から入って、左の壁沿いにお進みください。1時に、3階の301号法廷に、ご入室ください。3階といっても、階段では、4階にあたります。1時10分、開廷です。

終了後、内丸教会にて、傍聴者集会を開きます。弁護士さんから当日の法廷の解説をしていただきます。
この間の書面で、解雇事由がようやく明らかになり(下記をご参照ください)、今回、反論の書面を提出しています。双方の主張を準備書面で、ご説明いたします。3時に終了予定です。

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第5回口頭弁論の予想される内容
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(1)この間、裁判所と双方に提出された準備書面と書証の確認被告の解雇事由に対する原告反論書面を先日、提出しています。内容は、
(A)大学教員にとっての勤務とは何か、勤務時間とは、ということが中心です。
(B)下記の解雇事由に対する全面的な反論が手際よくまとめられています。
(C)研究室の使用権

(2)今後の立証方針について
証人尋問のための、証人のリストアップがはじまります。いま、証人尋問の入口まできました。その準備です。

(3)次回の法廷日時について
相手方弁護士は、今度はいつまで引き伸ばしてくるのでしょうか。

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富士大法人側が主張する解雇事由
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反論内容は、今はご紹介できないので、富士大法人側の主張のみです。

 崢名錣梁膤悄廚侶从儚愽瑤嚢圓錣譴襯ーソドックスで標準的な講義を行わず、「特定の時代・地域・テーマ」に偏った講義を行った。
経済史と日本経済史で、「まったく同一のテーマ」で行い、それを「誤魔化す」ために年度を変えて行った。
7从兒砲箸牢愀犬里覆い海箸忙間を費やした。
す峙岨駑舛髻嵋斉匹漾廚垢襪世韻旅峙舛任△辰拭
ソ斗廚奮鞠阿箏从冤儻譴硫鮴發盥圓錣此▲ぅ鵐匹猟眠澆髻屮襯咫次廚犯音したように、基礎知識・能力不足。
就業規則に定める5割しか勤務していない。

*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*
富士大学教育裁判を見つめる市民ネットワーク
(略称 富士見ネット)
〒020−0015 岩手県盛岡市本町通3−18−32−101
岩手私教連(岩手県私学教職員組合連合)
内電話 019−622−0947
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Posted by 管理者 : 掲載日時 2004年09月24日 00:20 | コメント (0) | トラックバック (0)
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2004年07月10日

富士大学不当解雇事件、「川島さんを支援する会」ニュース31号(7月8日)

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「川島さんを支援する会」メール・ニュース31号 04年7月8日
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 前回のメールニュース(03年11月4日)は、ついに本訴がはじまったことをお知らせしました。もっと頻繁に事態の推移をお知らせしなければならないにもかかわらず、ご報告が遅れました。申し訳ありません。

┏━ 本号の記事 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃○ 本訴の経過と第4回口頭弁論
┃○ 富士見ネットから
┃     −お願いもあります。ご一読のほどを。−
┃○ 会員のみなさまへお願い
┃     −富士大裁判への一層のご協力を−
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

○ 本訴の経過と第4回口頭弁論
 川島さんが盛岡地裁に、解雇無効等の訴状を提出したのは2003年9月1日。これ以降、次のような口頭弁論が地裁で行われました。
2003年10月31日 第1回口頭弁論
2004年 1月23日 第2回口頭弁論
2004年 4月23日 第3回口頭弁論
2004年 7月 2日 第4回口頭弁論
 逐一ご報告しなくて、すみません。以下に、第4回口頭弁論の概要をご報告します。なお、このご報告は、あくまでも傍聴した本メール・ニュースの発行人である菅野の目に映ったものです。
▽ はじめに裁判長から、この間に裁判所に提出された原告・被告双方の準備書面の確認が行われました。今回提出された準備書面は、原告側から、被告富士大理事長による1999年から始まる教育研究に対する権利侵害の過程、原告が担当・分掌してきた科目・校務、また原告の主張に対する反論などについてです。
 被告側の準備書面は、これまでに原告が提出した主張への再反論と2001年の経済史の講義内容・方法に対する非難でした。
▽ ところでこうした裁判では、被告側は川島さんを解雇した理由を残るところなく掲げた書面を、早急に出さなくてはならないはずです。ところが富士大側はそうした書面を、まだ提出していないようです。過去二度にわたる仮処分で、富士大側の主張は悉く斥けられており、もはや解雇理由を挙げかねている、というのが富士大の本音ではないでしょうか。
 川島さん側の弁護士さんが「解雇から2年以上も経過しているので、主張できないはずはない。具体的事実を明らかにするように求める」と発言したのが印象的でした。富士大には少しでも裁判を引き延ばす戦術しかないようです。
▽ 引き延ばしといえば、次回の口頭弁論の日程をめぐってひともめしました。裁判長「8月26日」、被告側弁護士「学会のため、9月半ば」、裁判長「9月17日」、同弁護士「不都合」、裁判長「9月16日」、同弁護士「不都合」、裁判長「9月13日」、同弁護士「不都合」。たまりかねて川島さん側の弁護士さんが「学会だそうだがどうしてか」と発言。裁判長も「その学会に、代理人(弁護士)が関係しているのか?」。さすがに被告弁護 士、「いいえ、私は出ませんが・・・、(富士大理事長・学長との)打合せの日程も必要なので・・・」としどろもどろでした。

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 次回(第5回)口頭弁論は
  9月24日(金)午後1時10分 に決まりました
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○ 会員のみなさまへ
  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
     −富士大裁判への一層のご協力を−
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▽ わたくしたち「支援する会」は、富士大が川島さんを解雇したことを、大学教員の教育研究と身分保障に対する重大な侵害であると考え、川島さんを支援してきました。
 これにつき、会員のみなさまより変わらぬご声援を賜り、またカンパの訴えに積極的に応えて頂き、深く感謝申し上げるところです。(なお、2002年6月よりのカンパ活動につきましては、すでに基本的な支出をすませましたが、まだ皆さまにきちんとしたご報告をしておりません。申し訳ありません。
▽ さて、裁判もそろそろ証人を用意しての本格的な「対決」の段階に入りつつあります。
ついては、会員の皆さまにも、それぞれのご専門の立場から のご協力をお願いすることがあると存じます。この場合、弁護士さんと相談の上、川島さんから直接会員の皆さまへお願いする必要が生じるかもしれません。よろしくご協力のほど、お願い申し上げます。

川島茂裕さんを支援し,大学教員の教育研究と身分保障を考える会


Posted by 管理者 : 掲載日時 2004年07月10日 00:49 | コメント (0) | トラックバック (0)
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2004年07月06日

富士大学不当解雇事件本訴裁判 第4回口頭弁論(7月2日)の報告

富士見ネット通信(第6号)より


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富士大学 教育裁判
7月2日の第4回口頭弁論のご報告
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傍聴にお越しくださいまして、ありがとうございました。お忙しい時間を割いて、原告を心配し、大学・教育現場の状況を憂い、公正な裁判を期待し、民主主義を守り発展させるために、足を運んでくださったことでしょう。傍聴に来てくださった方々は、盛岡市民、原告の住まいがある北上市民、県内大学の教員(現職・退職された先生)、労働組合関係者、国民救援会関係者の方々、合わせて約30人でした。今回、傍聴にご参加いただけなった多くの方々のために、7月2日の第4回口頭弁論のご報告をさせていただきます。裁判長や双方の弁護士さんのご発言を速記録のようにそのまま復元して並べても、わかりずらいと思いましたので、やりとりの要点をまとめます。

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(1)裁判所(裁判長)による提出書面の確認
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裁判長から、この間に裁判所に提出された原告・被告双方の準備書面の確認が行われました。今回提出された準備書面は、原告側から、被告富士大理事長による1999年から始まる教育研究に対する権利侵害の過程、原告が担当・分掌してきた科目・校務、勤務時間、図書館利用教育批判についての反論、経済史と日本経済史との区別などについてです。被告側からは、これまでに原告が提出した主張への再反論と2001年の経済史の講義内容と方法に対する非難でした。

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(2)この間の争点は原告の勤務時間
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この間の争点は、原告の富士大学での勤務時間についてです。被告富士大法人側は、原告が富士大学において所定勤務時間の5割しか勤務していない、と主張して解雇事由に掲げています。しかし、原告川島には、そもそも欠勤がありません。富士大学教員には、授業や会議、学生指導のための出勤以外、自宅研修が認められています。被告は、事務職員の勤務時間体系を教員に適用するからです。これまでの仮処分(簡易裁判)でも、被告の主張がまったく受け入れられなかったので、今回でも結論が見えており、被告側は、具体的に主張することが嫌なのです。被告側が前回の法廷で主張すると約束しながら、今回も何も具体的な主張がないので、原告側は、求釈明申立書(答えてくださいという要求書)を提出しています。原告側菅原弁護士「解雇から2年以上も経過しているので、主張できないはずはないので具体的事実を明らかにするように求める」。被告側弁護士「反論したい」。裁判長「どのくらい(までに書面が提出できるか)?」。被告側弁護士「ひと月あまり。来月半ば」。裁判長から、証人尋問に入りたいので、そのための陳述書の準備をしてくださいとも促されました。

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(3)被告側(富士大法人)の弁護士の役割は、引き延ばし
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このあと、次回期日の打ち合せに入りましたが、ひともめ。裁判長「8月26日」、被告側弁護士「学会のため、9月半ば」、裁判長「9月17日」、同弁護士「不都合」、裁判長「9月16日」、同弁護士「不都合」、裁判長「9月13日」、同弁護士「不都合」、原告側小笠原弁護士「学会だそうだがどうしてか」、裁判長「どういう予定なのか、代理人(弁護士)が関係しているのか?」、被告弁護士「いいえ」。説明−富士大学を会場にして9月3日〜6日に統計関連学会連合大会が開催されますが、理事長は挨拶する程度。結局、9月24日(金)午後1時10分からと決まりました。

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次回 第5回 口頭弁論
9月24日(金) 午後1時10分開廷
盛岡地裁 301号法廷
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同日、12時30分から、盛岡・内丸教会において、傍聴予定者の集い
同日、2時ころから、富士見ネット結成1周年のつどいを行います。

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会の活動にかかわるご連絡
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富士見ネットが活動をはじめましたのは、昨年10月からでした。この間、皆様からの会費・カンパをお預かりしております。その会計のご報告を9月末までにさせていただきます。

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富士大学教育裁判を見つめる市民ネットワーク
(略称 富士見ネット)
〒020−0015 岩手県盛岡市本町通3−18−32−101
岩手私教連(岩手県私学教職員組合連合)内
電話 019−622−0947  FAX 019−622−1291
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Posted by 管理者 : 掲載日時 2004年07月06日 00:48 | コメント (0) | トラックバック (0)
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2004年06月30日

富士大学解雇事件本訴裁判,第4回口頭弁論が7月2日に開催される

 7月2日(金),富士大学解雇事件本訴裁判の第4回口頭弁論が開催されます。
当日の予定は以下のようになっています。
 12時半から、内丸教会(岩手医大循環器センター西側)にて、資料配布と法廷内容の予習の会を開きます。1時前に、盛岡地裁1階西側の道交待合室にお越しください。1時に、3階の301号法廷に、ご入室できます。1時10分、開廷です。
 終了後、内丸教会にて、傍聴者集会を開きます。弁護士さんから当日の法廷の解説をしていただきます。その後、この間の書面で、原告川島が、富士大学に着任してから、解雇されるまでの経過を明らかにしましたので、その経過をご説明いたします。3時に終了予定です。

[第4回口頭弁論の予想される内容]
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(1)この間、裁判所、双方に提出された準備書面と書証の確認
(2)今後の立証方針について


Posted by 管理者 : 掲載日時 2004年06月30日 00:08 | コメント (0) | トラックバック (0)
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2004年04月26日

富士大学解雇事件本訴裁判、第3回口頭弁論が4月23日森岡地裁で開催!

 富士大学解雇事件裁判の続報。
 4月23日森岡地裁にて第3回口頭弁論が開催された。以下,その速報です。なお,次回第4回口頭弁論は7月2日(金曜日) 午後1時10分開廷、 盛岡地方裁判所 301号法廷にて。
 
今回の弁論の内容,争点等々具体的な報告は後ほど掲載されるでしょう。

富士見ネット「富士大教育裁判ニュース」より

第三回口頭弁論は終了しました。
2004年4月23日(金曜日)盛岡地裁301号法廷。
原稿側:川島茂裕、弁護士2名。
被告側:青木繁富士大理事長、小山田了三富士大学長、弁護士1名。
傍聴席:26名着席。
1時10分開廷。本件の審理開始は1時20分。終了1時26分(手元の時計による)

Posted by 管理者 : 掲載日時 2004年04月26日 00:04 | コメント (0) | トラックバック (0)
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2004年01月23日

富士大学不当解雇事件、今日本訴裁判第2回口頭弁論が開催

午後1時10分開廷 盛岡地裁301号法廷にて。

富士大学教育裁判第2回口頭弁論の予定
富士見ネットホームページ

Posted by 管理者 : 掲載日時 2004年01月23日 00:40 | トラックバック (0)
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2003年12月12日

富士大学解雇事件   「富士大教育裁判の真相を語る会」(11/29花巻市)を開催

富士大学解雇事件で解雇撤回と権利侵害で訴えている原告の川島さんが11月29日(土曜日)午後4時から「富士大学教育裁判の真相を語る会 in Hanamaki 」を開催した。この取り組みは,10月26日(日)に盛岡市で開催した第1回目「真相を語る会」に続いて2回目の試み。

(「語る会」報告の一部抜粋)
「富士大学教育裁判の真相を語る花巻の会」には予想以上にたくさんの方々が参加してくださいました。様々な職種、年代、定年退職された方がおられました。北上市からの参加者もおられました。富士見ネットにその場で入会してくださった方もいらっしゃいました。ありがとうございました。

第2回目「富士大学教育裁判の真相を語る会」(花巻)の経過報告はこちら ≫

Posted by 管理者 : 掲載日時 2003年12月12日 11:18 | コメント (0) | トラックバック (0)
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富士大学解雇事件本訴裁判   大学側「答弁書」の求釈明事項に対して,原告側が「準備書面1」(11月28日付)を盛岡地裁に提出

【被告富士大学側「答弁書」(2003年10月22日)における求釈明事項】

第4 求釈明事項
 原告の不法行為に基づく損害賠償請求としての金700万円の請求について、以下の事項の釈明を求める。
1 訴状請求の原因第5、2の本件配置転換により、原告はいかなる権利を害されたのか明らかにされたい。
2 同第5、3(l)の再度の配置転換に関し、被告のどのような行為によって原告のいかなる権利が害されたのか、個々具体的に明らかにされたい。
3 同第5、3(2)の教育権、研究権の内容及びその根拠を明らかにきれたい。
また、同 銑の原告主張事実により原告のいかなる権利が害されたのか、 銑につき個別に明らかにされたい。
4 同第5、5記載の各事実は原告のどのような権利が害されたのか。個別に明らかにされたい。

【原告川島さん側「準備書面1」(2003年11月28日)の主張】(一部抜粋)

「教育権,研究権は,大学教員として,教育・研究に携わり,人格的に発展していくための権利であり,大学教員たる身分に当然附属する権利である。 」
「被告らの行為は,いずれも,原告の教育,研究を妨害するものであるとともに,原告の人格を著しく侵害するものであり,これにより原告は,多大な精神的な損害を受けたものである。」

平成15年(ワ)第293号 地位確認等請求事件 「 準備書面1」(2003年11月28日)全文

Posted by 管理者 : 掲載日時 2003年12月12日 11:15 | トラックバック (0)
URL : http://university.main.jp/blog/archives/000098.html

2003年11月02日

富士大学解雇事件本訴裁判  第1回口頭弁論が10月31日盛岡地裁で開催!

原告(川島さん)代理人 訴状をもとに本件の特徴について意見陳述!
 
 「本件は、(解雇事件では通常、慰謝料請求がないところ)損害賠償の請求が特徴である」と途中、前置きして、以下、次のように続けられました。 「労働法の常識を無視した乱暴な人事権の行使。被告・理事長グループの不当な仕打ちは、(訴状)第5に詳細に述べている。失礼極まりない理事長グループの勝手な運営を許さず、教育・研究権を守ることが、本件の特徴である。これによって、広汎な支援組織もできている。大学教員としての生命線を絶たれかねない事件である。」

More …
第1回口頭弁論の内容を詳報するHPはこちら ≫

富士大学の主張:
「私立大学を設置する学校法人と私人間に、憲法第23条の学問の自由の保障規定が適用されない」(答弁書より)
富士大学側「答弁書」全文 ≫

Posted by 管理者 : 掲載日時 2003年11月02日 14:23 | トラックバック (0)
URL : http://university.main.jp/blog/archives/000051.html

2003年10月28日

富士大学解雇事件 富士見ネット主催第1回富士大学教育裁判の真相を語る会が開催!

10月26日 盛岡市県公会堂

(富士大学教育裁判原告川島茂裕さんの報告)
26日、午後2時から、盛岡市の県公会堂で、富士見ネット主催で、「第一回富士大学教育裁判の真相を語る会」を開きました。
 はじめに、参加してくださった方々に、どのようにしてこの事件を知り、また本日の会のことを知ったのか、そしてこの事件のどのようなところに関心があるのかなどをおうかがいしました。「富士大の解雇事件は、新聞で知った。富士見ネット通信を見て、ここに来てみた。裁判を傍聴したことはいままでない」ということでした。
 これをうけて、富士大学会長・理事長父子の教職員管理手法について説明し、私が配置転換・解雇された事情や裁判の争点などをお話しました。
 
More…
第1回「富士大学教育裁判の真相を語る会」の内容を知らせるHPはこちら ≫

Posted by 管理者 : 掲載日時 2003年10月28日 12:56 | トラックバック (0)
URL : http://university.main.jp/blog/archives/000046.html

2003年10月24日

「富士大学教育裁判を見つめる市民ネットワーク」(略称 富士見ネット)」のホームページが誕生!

富士大学解雇事件 原告の川島茂裕さんを支援するホームページ

(表紙の言葉)

  富士見ネットは、私、川島茂裕と共に、岩手の歴史と文化を愛し、花巻市富士大学が素晴らしい教育機関となることを願う人たち為のものです。

(「川島さんを支援する会」と「富士見ネット」)

 「川島茂裕さんを支援し大学教員の教育研究と身分保障を考える会」(以下「支援する会」と略)は、私が2000年7月助教授解任、図書館職員への配転いらい、地位保全、解雇不当の二度仮処分審訊の間、富士大前、現理事長への抗議、要求、富士大職員への呼びかけを初めとして、メールニュースの発行、裁判費用のカンパなど物心両面で私を支えて下さった組織です。
 しかし、当初この問題が、日本の特に昨今厳しさを増す大学教育環境に関わる問題として捉えたことから、会への参加の呼びかけは、全国の大学関係者、及び研究者中心でした。
 しかし、今回の富士大教育裁判の提訴にあたって、この問題は地域社会及び広く教育全般に関わる問題であることの認識を深め、「富士見ネット」を立ち上げ、より広範囲な方々にこの裁判を知っていただきたいという思いをもつようになりました。
 「支援する会」は、今後「富士見ネットを支える会」と一体化して活動を行う予定ですが、これまでに刊行したメールニュースやこれまでの活動をここで紹介することによって、この間の経緯をより詳しく知っていただく為に、ここでご紹介することに、いたしました。

「富士大学教育裁判を見つめる市民ネットワーク」のホームページはこちら ≫

Posted by 管理者 : 掲載日時 2003年10月24日 12:50 | トラックバック (0)
URL : http://university.main.jp/blog/archives/000043.html

富士大学解雇事件 第1回口頭弁論の日程が決定!

10月31日(金曜日)午後1時20分開廷 盛岡地裁
(傍聴案内)
 裁判傍聴が初めての方や不安な方は、当日12時半に内丸教会(盛岡幼稚園隣、岩手医大循環器センター西側)までにいらして下さい。当日裁判について傍聴の要点を説明し、資料もお配りします。
 盛岡地裁に直接いらっしゃる方は他の訴訟の判決もありますので間違いないようご注意下さい。午後1時に盛岡地裁ロビーにお集まりいただければ法廷までご案内します。
 一般の方が裁判を傍聴するということは、めったにないと思います。
 入場は無料で、世間の耳目を集めるような特殊な裁判でも無い限り入場制限はありません。誰でも直接法廷に入るだけのことです。注意点は法廷内では静かにしているという位でしょう。
 終了後,内丸教会にて当日裁判についての弁護士さんによって当日の公判の解説が行われます。時間に余裕がある方はご参加ください。


「第1回公判」を知らせるホームページはこちら ≫

Posted by 管理者 : 掲載日時 2003年10月24日 12:47 | トラックバック (0)
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2003年10月02日

富士大学解雇事件 本訴「訴状」を盛岡地裁に提出!

原告に加えられた数々の権利侵害の実態が明らかにされる!
川島茂裕さん, がんばれ!!

2002年4月17日,富士大学から川島茂裕助教授が不当解雇された「富士大学解雇事件」の続報。
  2003年7月15日,盛岡地裁(高橋譲裁判官)は,学園の解雇事由を退け,原告川島茂裕さんの全面勝利となる地位保全・賃金支払・研究室貸与を認める仮処分を決定した。
  しかし,被告の学校法人富士大学は不当解雇を撤回する姿勢を見せず,逆に原告に対して本訴すべき旨を地裁に要請。その結果,原告川島茂裕さんは,2003年9月1日付で,本訴「訴状」を盛岡地裁に提出した。
 訴状では,助教授としての地位確認,未払賃金と人権侵害に対する損害賠償,および研究室貸与を請求し,解雇理由が存在しないこと,解雇手続きが違法であることなど,本件解雇の違法性を詳細に述べている。特に,2001年から始まった2度の不当配転,および人格権・研究権・教育権侵害の事実を10点にわたって明らかにし,さらにボーナスにおいても不当な賃金差別があったと訴えている。

富士大学解雇事件 本訴「訴状」の全文はこちら ≫
(上写真 原告の川島茂裕助教授)

Posted by 管理者 : 掲載日時 2003年10月02日 00:29 | コメント (0) | トラックバック (0)
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