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 カテゴリー (国)高知大学

2015年06月24日

高知大学教職員組合、未払い賃金請求訴訟第9回口頭弁論のご報告

高知大学教職員組合
 ∟●未払い賃金請求訴訟第9回口頭弁論のご報告

未払い賃金請求訴訟第9回口頭弁論のご報告

2015年6月19日、高知地裁で第9回口頭弁論が開かれました。主な内容は、原告側準備書面(7)(8)の提出と、次回期日の設定で、約6分で終了しました(過去最速ではないかと思います)。傍聴者は17名でしたが、せっかく来ていただいたのに申し訳ない気もします。  口頭弁論後は弁護士会館に場所を移して、13名で口頭弁論報告集会を行いました。今回の準備書面(7)は今までの判例で示された就業規則の不利益変更の際の厳格な条件を整理し、(8)は不利益変更の必要性がなかったことを改めて主張したものです。  被告の反論である準備書面の期限は8月3日、次回第10回口頭弁論は9月4日の予定です。そろそろ主張が出揃い、証人尋問に入っていきそうな雰囲気です。質疑では、京大の判決の問題点、他大学の裁判の状況、国旗・国家の「要請」問題などが議論されました。  今回は、全大教の長山さんや、高知県労連の方たちが来て下さいました。どうもありがとうございます。そろそろ佳境に入っていきそうです。引き続きご支援の程、よろしくお願い申し上げます。


2014年06月05日

高知大学教職員組合、未払い賃金請求訴訟第4回口頭弁論のご報告

高知大学教職員組合
 ∟●未払い賃金請求訴訟第4回口頭弁論のご報告

未払い賃金請求訴訟第4回口頭弁論のご報告

ご報告が遅れましたが5月23日(金)13:30から高知裁判所において未払い賃金請求訴訟第4回口頭弁論が開かれ、原告団7名を含む28名が傍聴に参加してくださいました。

4月から裁判官が代わったこともあり、原崎原告団長が改めて意見陳述を行いました。
「tinjyutu2014.5.23.pdf」をダウンロード
弁護士会館に場所を移しての報告会には21名に参加いただき、全大教中執からの全国情勢の報告や今後裁判を進めていくうえでの準備作業の確認を行いました。
次回口頭弁論は8月22日(金)13:30からです。
引き続きご支援をよろしくお願いします。


2014年02月21日

高知大学教職員組合、未払い賃金請求訴訟第3回口頭弁論の報告

高知大学教職員組合
 ∟●未払い賃金請求訴訟第3回口頭弁論のご報告

未払い賃金請求訴訟第3回口頭弁論のご報告

 2月18日の13時30分から第3回口頭弁論がありました。第2回口頭弁論(11月22日)に続き、たくさんのかたに傍聴に来ていただくことができました。原告のほか、全大教や県労連、他大学の傍聴者など合わせて35名。今回も、傍聴席にすわりきれず、原告は柵の向こう側にずらっと並んですわることになりました。

 裁判そのものは、あっというまの6分でした。

 前回の第2回口頭弁論では、大学側からの答弁書(9月12日)への反論とさらなる質問をおこないました。それにたいする(大学側からの)回答と再反論が1月24日に提出されました。私たち原告から、それにたいするさらなる質問と反論をおこない、さらにそれにたいする大学側からのさらなる反論をうけて、私たちからさらなる反論をおこなう、という、これからのスケジュールの確認がなされました。このスケジュール確認に5分。

 続いて次回の第4回口頭弁論の日程調整。前回は弁護士の都合がなかなかあわず、ずるずると延びてゆきましたが、今回はあっさりと5月23日(金曜日)の13時30分からに決まりました。これに1分。

 実は、スケジュール確認のさいに、裁判長から弁護団に「他大学でも剰余金のことが争点となっているのか」という質問がありました。「給与削減幅を圧縮するための努力を何もおこなわず、剰余金さえ人件費にまわさなかった大学の姿勢はおかしい」という私たちの主張を裁判官もしっかり受け止めてくれているのだと思います。

 口頭弁論の後、これまでどおり高知弁護士会館で報告集会をもちました。こちらの参加者は26名。裁判をおこなっているどの大学でも、大学側が主張しているのは「お金がない」ということです。が、それは事実ではありません。たとえば高知大学にも35億円の現金および預金があり、58億円の有価証券があります。削減幅の圧縮は可能だったはずなのです。そのことを明らかにしてゆくことがこれからの課題となる、ということを含め、今回も参加者間での活発な情報・意見交換をおこないました。

 いっぱいの傍聴席にはとてもはげまされます。今後も傍聴支援を含め引き続き支援をよろしくお願いします。

2013年12月20日

高知大学教職員組合、未払い賃金請求訴訟第2回口頭弁論の報告

高知大学教職員組合
 ∟●「こぶし」第7号、2013年12月12日

第 2 回口頭弁論(11 月 22 日)の報告

傍聴席があふれました。

原崎道彦(中執委員長・原告団長)


 11月22日の13時30分から、高知地裁で第2回口頭弁論がありました。第1回口頭弁論(9月20日)に続き、たくさんのかたに傍聴に来ていただくことができました。原告のほか、全大教や県労連、高知県立大学、高知大学生など合わせて44名。傍聴席にすわりきることができず、原告は柵の向こう側にすわることになりました。私がすわったのは、弁護団のうしろの、判事席よりのイス。いつもとはちがうリアルさにテンションがあがりましたが、裁判そのものは今回もあっというまの12分でした。
 18名でスタートした原告団にあらたに2名が加わりましたが、いっしょに裁判をすすめてゆくことの確認に、まず2分。
 第1回の口頭弁論では、私たち原告からの訴状と、それにたいする被告(高知大学)からの反論である答弁書が提出されましたが、その反論にたいして再反論する準備書面の提出が、今回の口頭弁論のメイン。2回の原告団会議での検討をもとに、弁護団と相談して作成したものです。原告の弁護士から、書面の提出と同時に、そのポイントの口頭説明がありました。一言でいえば「賃金の削減幅を小さくするためのどのような具体的な努力を大学側がおこなったかが、大学から提出された答弁書には、何も記されていない。その説明をあらためて求める」ということです。これに5分。
 残りの5分は、次回の第3回口頭弁論の日程調整。大学側からの書面の提出期限が 1 月下旬となったので、そのころにおこなうはずだったのですが、弁護士の都合がなかなかあわず、ずるずると後にずれて、次回は2月18日(火曜日)の13時30分からとなりました。なお、傍聴者の多さから裁判長は今後も口頭弁論の形式を採ることを提案しました。次回も傍聴をよろしくお願いします。
 次回の口頭弁論では、大学側からの再反論が提出されます。大学側は、賃金の削減幅を小さくするために大学がおこなった具体的な努力について説明しなければなりません。大学は実際は何もしていません。そこを、何かをしたかのようにとりつくろおうとするのが、大学側からの再反論となると予想されます。何かをしたフリはせずに、何もしなかったことをあっさり認めて欲しいと思います。
 口頭弁論の後、高知弁護士会館で報告集会をもちました。高知大学のずさんな対応についてあらためて説明するとともに、参加者間での活発な情報・意見交換をおこないました。
 いっぱいの傍聴席にはとてもはげまされます。今後も傍聴支援を含め引き続き支援をよろしくお願いします。

2013年08月05日

高知大学教職員組合、未払い賃金請求訴訟を提起

全大教
 ∟●高知大学教職員組合、未払い賃金請求訴訟を提起

 2013年7月26日13時半、高知地方裁判所民事部に原告団18人(原告団長:高知大教職員組合中央執行委員長原崎道彦)で提訴しました。その後、14時から高知弁護士会にて会見を開きました。

【新聞掲載記事】
高知新聞 2013年07月27日
 http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=305599&nwIW=1&nwVt=knd
毎日新聞 2013年07月27日 地方版
 http://mainichi.jp/area/kochi/news/20130727ddlk39040571000c.html