2020年02月08日
旭川市立化に130万円
2015年10月14日
公立大学協会、会長声明「公立大学は地域の未来を創造します」を決議
公立大学は地域の未来を創造します1 公立大学は、時代の変化に対応できる多様な人材を育成します
公立大学が取り組む教育研究内容は多様です。豊かな人間性と的確な時代感覚を養う人文・社会・芸術系の大学、産業界の求める技術者や最先端の理工系研究者を養成する大学、すべての授業を英語で実施するグローバル指向の大学、地域を学びのコモンズと位置付けて学生を育てる大学等、個性あふれる大学がそれぞれの地域で存在感を示しています。
公立大学は、あらゆる分野の教育研究を大切にし、時代の変化に対応しながら社会を牽引する多様な人材育成に取り組みます。2 公立大学は、地域の健康福祉を守る拠点としてリーダーシップを発揮します
公立大学には 8 つの医学部、1 つの歯学部、48 の看護保健医療系学部、15の社会福祉系学部等が、地域の医療福祉人材の育成を担っています。とりわけ附属病院は、国立・私立大学の医学部が存在しない県をはじめとして、地域医療の重要な拠点としての責任を果たしています。
公立大学は、少子高齢社会の中で、地域の安全安心を守る大学として、その存在感を示しています。3 公立大学は、地域創生を担い、地域の未来を考え続けます
公立大学は、地域社会からの強い要請を踏まえ、地方自治体(設置団体)が、それぞれの大学の基本理念を定めて設置した大学です。
地域創生学、地域政策学、地域未来学など、地域を直接研究対象とした学部・学科が、人口減少に直面する各地域の創生を担っています。公立大学は、世界に通用する研究成果を活用し、地域社会の発展・維持と、地球的諸課題解決に貢献します。
公立大学は、深い学術的蓄積と地域との距離の近さを生かし、地域の未来を創造します。平成 27 年 10 月
一般社団法人 公立大学協会
会 長 清原 正義
2013年10月01日
大阪府大学教職員組合、大会決議
■大阪府大学教職員組合
∟●大会決議
大 会 決 議教職員の労働環境が給与の特例減額、退職手当の引き下げと人員削減などによってますます厳しくなってきている中、大阪府大学教職員組合 2013 年度定期大会は、「大阪都構想」に翻弄され、大阪府市統合本部による大学統合の押しつけの下で、度重なる「大学改革」に疲弊しながらも、業務量の増大に向き合うすべての組合員の現状変革への熱い願いとともに開催されました。
大阪市立大学との統合へ向けたトップダウンの策動は、教職員・学生への情報の公開を制限し民主的な議論を妨げるだけでなく、大阪府民の期待とともに発展してきた大阪府立大学の使命を踏みにじるものです。府大教は、高等教育と学術文化の発展を担う大阪府立大学が、府民をはじめ多くの国民が求める「公立大学」の使命を果たすため、拙速な大学統合に反対します。大学の自主性・自律性を発揮するためにも、十分な情報公開による民主的な議論を深め、叡智を結集して真の大学改革を目指しましょう。
府大教は、労働運動の長い歴史の中で労働者自らが勝ち得た団結する権利を尊び、すべての教職員の団 結の下、教育研究環境と勤務労働条件の改善に向けて力強く前進していくことを決議します。
「自ら大阪府立大学を守り、働く条件を改善するために組合加入を!」をスローガンに、共に頑張りましょう。
2013 年 8 月 26 日
大阪府大学教職員組合 2013 年度定期大会